人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

今日も飲んでおります。

ちょとスタート遅かったな、7時前にやっと飲み始めた。

もう飲む前にソファで寝ていたんだけど「芸能人格付けチェック」が始まったので、観念して起きた。

昨日は予定通り、1日飲んで終った。

「ガキの使い」の録画したヤツみていたらダンナが寝てしまった。

だから私はどうしたんだっけ?

とにかくしまいにゃ酔っ払って「レコードを聴く。」とわがままを言い、寝ていたダンナを起こし、

「足元の電源を入れる。」「アンプの電源を入れる。」「レコードをかける。」との情報を聞き出した。

やはり、足元の電源を見つける事すらできず、ところが娘ぶー子が知っていたから電源は入ったが、

アンプの電源を入れ、レコードをかけても音がしない。

再び起こしに行き、「入力切替のボタンを押す。」事を聞きだしたが、入力切替のボタンがわからない。

諦めてふて腐れてドラムセットの前でふんぞり返って寝ていたらダンナが起きてきた。

「わかった?」

わかんないからこのポーズですけど。

するとダンナはアンプの下の小さな扉をあけて何かのボタンを押した。

ボリュープが上がっていたため、突然バババ~~~ンとレッツゴー・ザ・モンキーズのレアなアルバムの1曲目が45回転でチャカチャカ早回しでかかったのでたまげた。

おお~。

もう寝る体制であったが、一気に飲み体制に戻る。

もう飲めんと思っていたが、そうはいくか。モンキーズが帰ってきたんだぞ。

そして、寝起きのダンナにも有無を言わさず当たり前のように焼酎のお湯割りを作って目の前に差し出した。

驚いたことに、ダンナも当たり前のようにグビグビ飲み出した。

そして再び、消えかかった宴会の火がともり

酔った私は、「壊れている」と言われているのに、コンポに第九のCDを突っ込み、飛び飛びで曲にならない第九の合唱を聞き始めたが、

「ひどすぎる。」

「だから何度も言った!!」

そこで今度はリビングにあるラジカセをうんせうんせと運んできた。

酔うと「絶対」なのだ。

諦めることができない。

そこで第九の合唱を聴いた。

酔っているので、曲に入り込んでしまう。

とうとう2人して曲が終るまで一言も喋らなかった。ダンナはさぞかしつまらなかったことだろう。

しかし私なりに一応気を使ったのだ。

モンキーズのレアアルバムのB面と第九の合唱だったらどっちがいいと言うか、これでも考えての事である。

後はもう記憶がほとんどない。

最後は「今年は頑張りますから、頑張れなかったら死にますから。」と泣いて布団に入って終った。

今朝起きてみたら、今年も頑張れない気がした。