昨日の面会でゲッソリ痩せていることに気付いたら、
何だか心配になってきてしまった。
今日の面会で先生に言ってみる。
「昨日久しぶりに触ったら、ずいぶん痩せてて心配になっちゃったんですが・・・。」
と言うと、
「え!そうですか?!」と驚いてカルテをめくり始めた。
え、いえ、ちょっとそんな気がしただけで・・・。
「大丈夫、増えてますよ。」
ホ。これでも増えてるのか。まぁ死にかけてたんだから停滞してたんだろう。
「来た時が350gで、今日計ったら370gです。」
へ?1週間で20g??
ネットの情報だと、これぐらいの時期は1日10gぐらい増えるのが望ましいらしいのだが。
どんなに容態が悪くても、ご飯だけは食べていたのに。
栄養はどこへ行っちゃうのだ?
まぁそれでも少しずつ良くなっているのだ。
頼もしいではないか。
と言うことで、今日も触ります。
イイコイイコ・・・。
なでなで・・・。
イイコイイコ・・・。
ハッ、そうだ、私は毎日来れるけど、ダンナは来週末まで来れないんだった。
ダンナに代る。
となりにパピヨンの子犬がいて、この子がとにかくクーンクーンと言いっぱなしなので
構ってやる。
しかしこの子の求めるものがわからない。
構いすぎると一直線にバックして逃げ、知らん顔をするとクンクン鳴く。
いやわっかんね~、犬。
気位の高いお嬢様みたいだ。
「ちょっと苦しそうだな。」
ダンナが「ふれあいくん 1号」から手を出した。
確かにちょっと呼吸が荒い。またじゃらして無理させたんじゃないのか?
こうするのだ、見てなって。
しずかにほっぺをな~でな~で。
昨日はこれでゴロゴロいったのだ。
ところが今日はなかなか言わない。
顔はウットリしてるんだけどなぁ。
「ちょっと見てよ、この顔。もうメロメロでしょ。」とダンナに見せつけるが、
「そこまでなら俺も見たよ。」とあっさり言われてしまった。
くっそ~、何としてもゴロゴロ言わせたい。
なでなで。
なでなで。
ああっ。
胸がまたバクバクいって苦しそうだ。
ヤバい、いじり過ぎたか。
手を引っ込めて静かに見守る。
ダンナは酸素チューブの出口を鼻先に持っていき、じっと見ている。
あぁ・・・。
元気になってきてると思って、ついいじり過ぎた。
やっぱりまだ重病猫なのだ。
エルごめん、エルごめん・・・。
5分ほどでもとに戻った。
もう手を入れるのは止めだ。
静かに見ていれば、機嫌よく過ごしている。
しばらく「ふれあい」もほどほどにしないとだな。
どの治療よりもキツかったのかもしれない、反省。
ところで、単位がわからないが酸素を送る量が
前の病院では0.5まで下げられたのに、今は3だ。
元気になってきたのに・・・心配だ。