人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ノリノリだ

天気も良く、体調も戻り、気分も爽快だ。

午前中少し寝たが、それぐらいは寝たうちに入らないと思えるようになったから怖い。午後が丸々残ってるじゃないか。

やはり今日もソファで寝てると、昼前に娘ぶー子が帰ってきた。

「・・・何やってんの?」

今日はそう言った。

寝てるんだけど。そんな不可解な事してるように見えたか?

そんなぶー子ですが、

おとといはご飯食べながらたまたまついていた韓国のドラマを見てバカにしていた。

確かに突っ込みどころ満載だ。

昨日は帰ってきて「あー、始まってたかぁ。」と言って見始めた。

今日は「12時半にドラマが始まるからそれに合わせてご飯作って。」と言われた。

恐るべし韓国ドラマ。

ちょっと前にも夜のドラマでダンナに同じようなことが起こっていた。

私だけがまだ洗脳を免れている。

私は最後まで断固として戦う。

銀行に行かなくてはならなかった。

ダンナに借金している状態なのだ。

駅前の銀行に行くのが億劫で借金がかさんできた。

今日は天気も気分もいいことだし、駅前の銀行まで行こう。

しかしちょっと問題がある。

駅前は先週まで私が勤めていた宅急便の配達コースなのだ。

10日しか経ってないのにこんなに落ちぶれた姿を見られたくない。

10日しか経ってないのに何でこんなに落ちぶれた姿になるのか私も不思議だ。

変装しなくては。こんな姿を見られたらたまらない。

まずはメガネだ。太い茶ブチ。

前にPCが壊れてマンガ喫茶で記事を更新していたことがあったが、

そこが仕事の配達コースで恥ずかしかったためにこれを使って通ったことがある。

3日目に「いつも配達ご苦労様です。」と言われ、全然変装の効果がなかった事を知った。

それでも他とのカップリングで多少は効果が出る事を期待しよう。

顔をモロにさらけ出すなんて、今の私にはできない。

そして伸びきって手入れされてない髪をごまかすために、後ろできつく結わいた。

半年も美容院にいっていないので伸びた前髪も一緒に後ろで結わかれてしまい、

「ラブラブラブ」(だったっけ)を歌う吉田美和みたいだ。

当時あれを見て「・・・オバQ・・。」と脱力した覚えがある。

いつもの自分とのギャップを作るためにかなり濃い口紅を塗ったので口が強調され、なおの事オバQに近くなってしまった。

・・・やだな、この頭。帽子かぶろう。

しかし私は、傘代わりに被っていたキャップしか持っていない。

あれは「GUAM」とでかく刺繍がしてあってオバQの毛が3本並みに恥ずかしい。

ぶー子に借りよう。

青い大きな帽子を被ったが、ぶー子がものすごーーく変な顔をした。

「ダサい」「おかしい」「変」。

どれも似たようなもんだ。言い方変えて3度も言わなくたっていいじゃないか。

実は心の中で少し「いつもと違ってこれも良くないか?」と思っていたのでちょっとショックだった。

まあいい。

誰だか分からなければダサかろうが構わないのだ。

外に出ると日差しが思ったより強く、季節の変化についていってないことを実感する。

考えてみれば半袖なんか1枚も出てないぞ。

普通の家事さえままならないのに衣替えという大仕事を1つ思い出してしまい、気が重くなる。

駅前に近くなると早速前に勤務していた会社のトラックを見つけてしまう。

反射的に顔を背けて自転車をこぐ。

警察を見つけた犯罪者の心境だ。

・・・なにも悪いことしてないのに・・・。

ひきこもり主婦の卑屈な心境がここにも現れる。

早くもう一度普通に会話ができるようになりたいものだ。

買い物をして家に着くと、いやーな現実が待っていた。

職探し・・・。

広告に丸までは付けたがそれから先に進みたくない。

とにかくもう暇な仕事はイヤだ。

そう思って探していると、どれもこれも暇そうに見えてくる。

実際一番暇なのはダントツ今の自分ではあるが。

とにかく難癖つけて行動に移せないのだ。

とりあえず履歴書だけは書いた。

つまらない経歴だ。

中退などといちいち書く必要があるのか。

かといってこれを書かないと思いっきりただの中卒だ。

結局書いて2行稼ぐ。

輸入版のボーナストラックみたいなもんだ。

ないよりいいだろう。・・・全然違うか。

資格:英検、普通自動車第一種免許、ホームヘルパー2級。

なーんも関係ないじゃんか。

根気のない人みたいで恥ずかしいな。

配偶者?扶養?単独でもわからないのに「配偶者の扶養義務」とは?

もう疲れた。

面接へ繋げるのは明日。

  

前回の記事にうんちゃん夫がつけたコメントとサイトが死ぬほどおかしいので

お時間のある方はぜひ見てください。

*残念ながら見れなくなってしまいました。

何でかはわかりません。ゴメンナサイ。