宇宙からの侵略に立ち向かう人類(失笑)
監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:ウィル・スミス、ビル・プルマン、
ジェフ・ゴールドブラム
軽い気持ちで観ていた。
しかし侮るなかれ。
最後まで釘付けだ。
余計な物やまわりくどい物は一切ない。
人類対宇宙人。
突然、宇宙からの謎の物体が現れ、その対応に四苦八苦だ。
いや、次第に四苦八苦などという生易しいものではいかなくなる。
とにかく奴ら、メチャクチャ強いのだ。
完全に強い。
人類が到底かなう相手ではないのだ。
それを見ているだけで絶望的な気持ちになる。
どうやってこの危機を乗り越えるのだ?
不可能である。
スピーディな展開、不可能に立ち向かう正義。
ひとたびこのストーリーに身をゆだねれば、簡単に自分もこの危機にさらされた一人になれる。
現実離れしているようで、とてもリアリティのある作りである。
その中で、落ち目の大統領、子連れの再婚を夢見るストリッパー、落ちぶれた飛行気乗りの男などのヒューマンドラマも熱い。
ぽ子は泣いた。
本当に夢中になって観ていた。
ある日、轟音と共に現れた巨大なUFO。
もし自分ががそこにいたとしたら・・・。
前回観た「SAW」のシリーズよりも、こっちの方が空恐ろしかった。
何しろ人類は、まだ宇宙についてほとんど無知なのだ。
明日、こんな日が来るのかもしれない。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 「スケールが大きい」
ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 「ドラマがある」
みんな5つ星に近い4との事だが、「あのエイリアンの容姿には萎える」との意見で一致だ(笑)