人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

インディペンデンス・デイ

宇宙からの侵略に立ち向かう人類(失笑)

            

     

    監督:ローランド・エメリッヒ

    キャスト:ウィル・スミス、ビル・プルマン、

         ジェフ・ゴールドブラム

軽い気持ちで観ていた。

しかし侮るなかれ。

最後まで釘付けだ。

余計な物やまわりくどい物は一切ない。

人類対宇宙人。

突然、宇宙からの謎の物体が現れ、その対応に四苦八苦だ。

いや、次第に四苦八苦などという生易しいものではいかなくなる。

とにかく奴ら、メチャクチャ強いのだ。

完全に強い。

人類が到底かなう相手ではないのだ。

それを見ているだけで絶望的な気持ちになる。

どうやってこの危機を乗り越えるのだ?

不可能である。

スピーディな展開、不可能に立ち向かう正義。

ひとたびこのストーリーに身をゆだねれば、簡単に自分もこの危機にさらされた一人になれる。

現実離れしているようで、とてもリアリティのある作りである。

その中で、落ち目の大統領、子連れの再婚を夢見るストリッパー、落ちぶれた飛行気乗りの男などのヒューマンドラマも熱い。

ぽ子は泣いた。

本当に夢中になって観ていた。

ある日、轟音と共に現れた巨大なUFO。

もし自分ががそこにいたとしたら・・・。

前回観た「SAW」のシリーズよりも、こっちの方が空恐ろしかった。

何しろ人類は、まだ宇宙についてほとんど無知なのだ。

明日、こんな日が来るのかもしれない。

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 「スケールが大きい」

ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 「ドラマがある」

みんな5つ星に近い4との事だが、「あのエイリアンの容姿には萎える」との意見で一致だ(笑)