人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

一生モノに気付く

今週のお題「一生モノ」

 

一生モノ。

「一生」というからには、一生使えるほどしっかりしたものになるだろう。ちゃんとしたやつ。高いやつだ(笑)そんなものはうちにあるのかと考える。

値段から考えれば、一番高いのは家だ。まだローンの途中ではあるが。

それでも「一生モノ」とは響きがちょっと違う。これですら、一生暮らすかどうか分からないのである。むしろ可能性は低い。どうせ最後は介護施設だ。その次に高い車だって、一生モノではない。

 

ならばあまり値段は関係ないのかと言えば、う~ん、やはり安物では一生使い続けられないのではないか。

「一生モノ」は、「お気に入り」とは違う。

お気に入りならたくさんあるし、過去にもたくさんあった。

しかしそれはいつか劣化し、別れの時が来るのである。

むしろお気に入り度はそんなに高くなくとも、質のいいものが「一生モノ」になり得るのではないか。

 

そんなものがうちにあるのか、とかなり悩んだが、持ち主ですら今気づいたものがある。

アクセサリーだ。

頂き物のちゃんとしたものは、変わらずその輝きを持ち続けている。

高いものはデザインの品がいいので、デザイン的劣化も少ないように思う。

母のでかい指輪など、相当古いが一周回っていい感じだ(笑)

いいものには説得力がある。

古臭かろうがアンバランスだろうが、堂々とつけていれば「そんな感じ」がしてくるのである。

 

ただ、ある程度フォーマルでないと浮いてしまう。

そんなんで私の「一生モノ」は、ほとんど出番がない。

うんとお洒落をしてでかけてみたくなった。