人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

The Blue ”SURF” Blues・2

さて、手放す決心がついて次の車も買ってしまったが、サーフはどうしたらいいのか??

5年前にディーラーの営業さんが「下取りの見積もりを出したい」と来た時には、1万円だった。いちまん。まぁもう古くてボロボロですからね。そんなもんかと。

そして先日フリードの契約をした販売店でも下取り査定をしてもらったが、10万であった。

しかしだ。実は私、うっかり「トヨタのディーラーで1万でしたから、ハハハ。」と先に余計なことを言ってしまったのである。

その上で10万と言うなら、本当は相場はもっと上なんじゃないか?

そんな気がしてきて、色々調べたのである。

 

買い取り額の情報というものには、ほとんど出会えなかった。それらはみんな、査定します!という業者にいざなうようになっていて、そのために業者が結託して隠しているが如くである。

それなら、中古でいくらぐらいで売られているのか。

驚いたことに、サーフはまだ一部で根強い人気があるようで、結構な高値で売られていた。うちのと同じぐらいの年式、スペックで、120~150万、どうかすると200万超えもあった。

買い取り業者はこの3割ぐらいで買おうとする(らしい)が、実は6割ぐらいまでは出せる(らしい)という情報を見つけた。となると、10万どころではない。

しかしそれではうちの車の情報が差し引きされていないので、正確な額にはならない。

なにしろ、四駆モードが壊れてエアコンがバカになっている。塗装もハゲハゲ。その分を引かれると、一体いくらになるのか。

・・・・・・・全く想像がつかなかった。

可能な限りの情報は、インプットした。後は実際に業者が出す生のデータを集めるしかない。このサーフを査定に出すのだ。

 

安く買いたい業者と、高く売りたいオーナーとの駆け引きだ。知識があるだけ、業者の方が分がいいのである。私の手持ちはハッタリぐらいだ。

ネットで買い取り業者とのやり取りを読み漁り、陥りそうなトラップに備える。

読めば読むほど、恐ろしい。あるようでないような、適正価格。詐欺まがいの二重査定。

一番手は、ガリバーだ。

悪評も良く見たが、大手の場合結局どこにも変な人っていうのがいて、正直、会社がどうだではなく、営業所の風潮やたまたま変な人に当たったかという感じではないかと思う。

ただ、安く買うのがあちらの仕事だ。この時点で私との接点はないのである。あちらにとって本意であればあるほど私にとって不本意になるという関係で、こういう中で良好な関係を作ることは難しい。

色んなパターンを想定し、私は最初の「敵」を待った・・・。

 

 

つづく