今週のお題「わたし○○部でした」
黒歴史だ。
何のいい思い出もない学生時代であった。こと部活に関しては、自分の不甲斐なさ、覇気のなさ、根性のなさ、こういったものを象徴していて、思い出すのも嫌になる。
青春の輝かしい思い出。本来部活にはこういうイメージがあるものだが、私の場合、全くの逆だ。いっそ最初から最後まで帰宅部を決め込むべきであった。
当時の私達の中学では、授業に含まれる「必修」の部活と、放課後に活動する自由加入の「課外」とがあった。
必修は必修なのだ、嫌でもやる必要があったが、課外は自主的に参加するのでそれだけ熱量が高い。
中学に入学し、私は舞い上がっていた。やる気に満ちて、何でもできそうな気になっていたのだ。運動部に仮入部した。
私に言わせれば、あれはシゴキだ(笑)
基礎体力がない上に根性もない、スタミナもないので、準備運動の段階でついていかれなくなる。
本当に、非力であった。
ランニングでは置いて行かれ、腕立ては1回もできず、1回目の練習で音を上げた。
記憶では、陸上部とテニス部、他にも何かやった気がする。懲りないあたりがまた痛い。
3年になった頃、「本当に緩いからおいでよ」と誘われたバレー部に、数ヶ月だけいたことはある。本当に緩かったので、ついていけた(笑)
ついていけたらいけたで今度は根性がないのでやめてしまったが、こんな私が数ヶ月でもバレーボールなどというスポーツに興じることができたのは、今となっては奇跡的と言える。貴重な思い出だ。
課外クラブと言えば、もうひとつ在籍していたものがある。
華道部だ、最後にケーキが出るので食べたくて入った(笑)
こんなヨコシマなきっかけだったのでこれも長くは続かなかったが、運動部よりは実りがあったように思う。結構面白かったのだ。自分には向いていた。少なくとも陸上やテニスより。
「できない」ということを思い知るために経験したのが、部活動であった。
ついでにいうと、高校でもダンス部に入って同じ轍を踏んだ。
ほとほと、できない人間であった。