ゲーム進んでないので、先日見た怖いーーーいゲームの紹介など。
今私がプレイしているメタルギアのシリーズは、大物ゲームクリエーター小島秀夫の作品である。
別にプレイする上ではそんなことはどうでも良かったのだが、最近この小島監督の話題が良くネットで出るようになったので、何となくそれらを読んでいるうちにたどり着いたのが、この「P.T.」というゲームだったのである
2014年に、何の情報もないままこれはPSNで無料配信されたとのこと。
プレイヤーは目的もクリア条件もわからぬまま、ゲームを始めることになる。
説明などは、一切ない。ボタン操作でできることは、歩く、拡大して見る、このふたつのみ。
外国の、古い荒れた洋館の一室から始まるが、ドアを開けて薄暗い廊下に出ると、結局すぐに突き当りのドアに行きつくことになる。
そのドアを開ければ、また同じ廊下の始まりであった。
延々、このループなのである。
しかし、何かをきっかけに少しずつ変化が起こって来る。つまり、その「変化」を起こして先に進むことになるのだが、その変化を起こすきっかけが分からずプレイヤーは何度もループすることになる。
この難易度がとてつもなく高いらしく、ゲーマーの間で情報交換がなされつつ攻略法が確立されていったとのこと。未だにはっきりしない部分も多いらしい。実況を見たが、めちゃ怖いEE:AE482
幽霊もちょっぴり出るには出たが、ゾンビゲームではなく、倒すことはできない。
しかし誰もいない廊下をただひたすらに何周もさせられるのも、それだけで怖いものである。
クリアすると、そこからゲームの予告が始まる。つまりこのゲームは、そのために作られたのだ。
「Playable Teaser(ということで、P.T.)」、ティーザー広告とは、小出しに宣伝する「じらし広告」のことを言うらしく、つまりこれは、小島監督の新作「サイレントヒルズ」のPlayable(プレイできる)宣伝だったというオチであることがクリアして初めてわかるのであった。
他にない恐怖感、難易度の高さ、無料であることもあり話題になったようだが、後日談がある。
結局本編に当たる「サイレントヒルズ」の製作が中止になったため、この「P.T.」のダウンロードもできなくなってしまったそうだ。
こうして「P.T.」は幻のゲームとなり、今はYouTubeでプレイ動画を見るぐらいしかできない。
大変に惜しまれたようだが、実は「サイレントヒルズ」の方は、また製作が始まるかもしれないと噂されている。この頃小島周辺が騒がしいのは、そのためである。
発表の暁には、またP.T.を配信して欲しいものだ。
前半
後半