「短いから、チャッと観ちゃおう。」91分。平日の夜である。
ずいぶん前に、話題になった作品だ。
レンタル予約の消化が追い付かず、今頃観る羽目になっている。
監督:アルフォンソ・キュアロン
キャスト:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
宇宙空間で、スペースミッションに参加していた女性技師のライアン。
船外で設備の修理をしていたところ、ロシアが破壊した人工衛星の破片が高速で飛び散り、大量に接近しているとの知らせが入った。
ギリギリまで修理を優先したが、間に合わず船体は大ダメージを負う。
このままでは、地球に帰れない。
宇宙空間に放り出されたライアン。仲間のマットの声だけが、頼りである。
酸素の残りも、どんどん減っていく。
果たしてライアンは、地球に帰れるのか。
短いだけあり、非常にシンプルなつくりである。
人間関係や背景などには重点を置かず、ただこの事態の打開のみ。起承転結の転結だけと言ってもいい。
それだけに、ドキドキハラハラ連続の90分だ。
潔いほど、それだけである。
私などは、その後が気になってしまうが。
エキサイティングな刺激を求めるなら、余計なものがなくていいだろう。
「感動」より、「刺激」の作品だ。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆