人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

分解、再び

ホームビデオをデジタルに保存し直しているところだが、いよいよ残るは「壊れたテープ」のみとなった。

動かないのが2本、デッキが噛んでグチャグチャになったのが1本。

動かない原因は定かではないが、あまり古いとテープが固まるかくっつくかしてしまうことがあるらしい。

バラして、少しずつくっついたテープをはがすようにしていくことになるのだろうか。

グチャグチャの方は、取り出す時に1ヶ所テープを切った。これをまたくっつければ生き返らないかと。

いずれにしろ、分解である。

分解であるEE:AE595

どちらも放っておいたところでゴミなのだ、私の手術の方がまだ再生の可能性があるではないか。

ゴミをいじるんだから、責任もなかろう。

PCのマウス以来の分解だ。ちなみにゲームのコントローラーは予備があったので、結局分解しなかった。

VHS-C。小さいビデオテープだ。

全て勘でいく。

ネジを外して、フタを外す。

その時、小さなバネがビョンEE:AE482と飛び出してきた。お前、どこから・・・EE:AEB64

これはフタを外したところだが、すでに色んな部品が動いて外れたりしている。

左上の小さな筒状のものは、右側にもついていた。

どちらもグラグラして安定しないので、固定できるフタの方に移動。

切れたテープは、セロテープで軸に貼り付けた。

この2つを合わせれば、元に戻るはずだ。

下がフタになるのだが、さっき動かした小さな筒がフタについているので、落ちないように角度に気をつけなくてはならない。

そしてこの筒を、テープの内側に入れなくてはならないのだ。

バネはどこに入ってたんだろうEE:AE5B1

適当に入れておく。

では、合体。

テープの内側に筒を入れるのが難しいので、テープ外側のカパカパ動く部分を開いてセロテープで固定した。

何が難しいって、ここが一番難しかったEE:AEB30

どう直すか頭を使うよりも、ここに一番時間をかけなくてはならなかったのだ。

筒が落ちないようにフタをかぶせること。

筒がテープの内側に入ること。

全ての軸が然るべき場所にはまること。

もうテープは何度も筒で踏んづけてグチャグチャだ。

知らんわもう。直ればほんの最初の数秒間の部分であろう。

やっと、はまった。

しかし。

どうしても閉まらないEE:AEB30

どうやら何かが引っかかっているらしい。

部品の位置か向きが違うのかもしれない。

怪しいのはバネだ。

こっちはどうか。

この辺か。

場所を変えては閉め、部品の向きを変えては閉め。フタがちゃんと閉まるまで、それを繰り返すのだ。

正解は、これ。

しかしこのバネと部品もフタ側に回ったため、フタをかぶせる作業の難易度がさらに上がる。

こういうことにはしぶとさを見せる自分だ。

他にやるべきことがあっても、ここまできたらもう止められない。

全然イライラしないから不思議だ。

それはそこに、成功のビジョンが見えていたからかもしれない。

人生にも言えることだ。

私は成功のビジョンを描いていきたい。

さすれば、何事も諦めずにやり遂げることができるだろう・・・。

遂にフタが閉まった。

完成だ。

これが余ったがな(笑)

さて、これで終わりではない。

これがちゃんと動かなくては、観られなくては意味がない。

デッキに入れて、再生。

えーい、見せてしまえEE:AE482小さい頃の娘ぶー子だ(笑)

何とか最後まで再生できたのだ。感無量。分解最高。

しかしあと2本。

あの手順を思うと、さすがにすぐにやる気にはなれないなぁEE:AE5B1

追記:

こうして見返して気がついたが、テープは筒の間を通すべきだったのかもしれない。左右に2つも3つもついていたのだ。単にテープの内側に通すだけなら、筒は1つでいいのではないか。

かといって、筒の間にテープを通すなど、手作業では無理だと思う。

もうひとりいれば、できたかな?

超追記!:

フタと思っていた方が底であったEE:AEB64

確かにそうすれば、もっと楽に合体できたかも~~EE:AEB30