今日のお話は、全く個人的な感想・記録になりますので、シンセかYESに興味がない方は「ケッ。」と言い捨てて他のサイトへ行かれることをおすすめしますEE:AEAD9
ということで、YESだ。
次のライブでは企画者のセトリからやりたい曲を選ばせてもらえたので、まずエイヤッEE:AE4E5とこれをチョイスさせてもらったのだ。ロンリーハート。
難航することは簡単に予想されたが、やってみたかった。
この曲は、演奏の技術ではなく、再現の技術が問われる曲だ。
どこまで迫れるか、挑戦したかったのである。
私が言う「音色を作る」というのは、単なるレイヤーだ。
エフェクトをかけたりなど個々の音色を変えることはできない。
もどかしいこともあるが、致し方ない。その知識がないのである。
となると、プリセットの音源がどこまで迫っていてくれるかという運もある。
みんなどうやってカバーしてるんだろうかとYouTubeで色々見てみたが、意外と「再現」ではなくとも「印象」でそれっぽく聴こえることが分かった。
ならば原曲に忠実にならず、自分が聴いて違和感がないように仕上げていくのもアリか。
しかし繰り返し色んな音を聴いている当事者は、得てして遠く離れていっても気がつかないものである。
しばらくしてから聴いてみると「ちょっとこれは違う」ということが多々あり、本当に全くきりのない作業である。
音色の数は、10にも及んだ。そのどれも、1~2小節の短いフレーズばかりである。
これでも結構涙を飲んで減らしたのだ。
本当に惜しかったのは、サビ終わり、2コーラス目に入る直前のハープのグリッサンド。
これはできれば入れたかったが、短いグリッサンドではあまり効果がなく、かといってこの音色だけで1チャンネル取られるのも不経済だ。
しかも間髪入れずに次のヒットが入るので、音色をきりかえている暇がない。
う~ん、今思ったが、このヒットとハープだけのスプリットで1チャンネル作るか。
こんな調子で、本当にきりがない。諦めがつかないのだ。
音色作りも難航した。
音色を選ぶにあたってまず、「この音色は何系か」を判断しなくてはならない。
これが意外と難しい。
ラッパや笛など分かりやすくて問題ないが、このように作り込んだ音だとそれが判断できない。
先のグリッサンドがハープだと分かったのは、楽譜に書いてあったからだ。
YouTubeでも音色名を出しながら弾いている動画があったが、あなたのハープシコードと私のハープシコードでは音色が違ったりする。
この人はシンセ2台、ハープのグリッサンドにまるまる1台フルに使っていた。羨ましい限りである。
やっと音色を暫定的に入れ終わったら、今度はボリュームがバラバラだ。
SynPad006よ、お前はなぜそんなに小さい。
同じ音色をかぶせたがそれでも足りず、こいつに合わせて他のボリュームを全部下げる始末だ。
非常にストレスフルだったが、非常にやり甲斐のある作業であった。
もっと時間が欲しかったが、これが私の実力だ。
悔しいけど、こればかりにかかずっていられないのである。
聖飢魔ⅡやらなきゃEE:AEB64
じゃ、頑張りますEE:AEAD9