人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

不可能を可能にする方法

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もう明日じゃん・・・。

今回はこれでも頑張ったつもりだ。

時間がないのは分かっていたからである。

にしても、だ。

リハは明日だ。

対して、新しいシンセが来たのは、今週の頭である。

新曲の分はもちろん、以前やって音色のデータがあったものも、一からの編集である。

膨大な音色データからひとつを選び出し、音域や保存場所の設定、音色をエディットする。

漠然と「こんな音」というイメージで音色を選ぶと、実際のものとは全然違ったりすること多々。

そのたび違和感が拭えず、またひとつひとつ音色を聞いて近づけていく繰り返しだ。

選択。

訂正。

変更。

これが終わってやっと練習である。

そして現在、まだ訂正変更が間に合わないので、練習と平行している状態だ。

音楽室には5曲分の楽譜のコピー、シンセの取り説のコピー、手書きの楽譜、必要なメモ、不必要なメモ、これから使うメモ、これらの紙が散乱して、ひとつを探し出すのに苦労している。

整頓している時間がもったいないと思ったのだが、結局探し出すのに時間がかかるうえにストレスもかかり、最初からちゃんと整理しながらやれば良かったと思う。

しかしここで整頓してしまうとこれまでの「整頓しなかった時間」が無駄になるような気がするので、あえて片付けないことにした。

A型の人が片付けてくれることに期待する。

ところで、今回のセットリストには、弾けないことが分かっていた曲があったのだ。

昔やってダメだったから実証済みなのだが、時間経過で何とかなるような気持ちになっていた。

何とかならなかったら何とかなるようにすればいいのである。

で、何ともならなかった(笑)

たったの4小節、しかしそこはピアノ1本になる。

なのでやらないという訳にはいかないのだ、まずは音の数を減らした。

それでもダメだった。早くてヘロヘロだ。フラットの配置もよろしくない。

ここだけテンポを変える訳にもいかない。これ以上音数も減らせない。そして私は弾けない。

絶望的だったところに、新しいシンセがきたのである。

このシンセには、・・・

シーケンサーという打ち込み機能がついているのだEE:AEB80

つまり入力さえしておけば、自動で演奏してくれるのである。

例の4小節について、私はもう練習はやめた。打ち込み作業だ。

未経験の領域である、取り説首っ引きで取り組んだ。

練習しても弾けはしなかったが、打ち込み作業はやっただけの成果を見せたのだ。

試行錯誤して出来上がった4小節を、いざ曲に合わせて流してみると・・・、

曲の途中の4小節だ、ここだけテンポが合わない(笑)

そりゃそうだ、演奏する前から曲のテンポなんか分からないし、分かったところでナマモノなのだ、テンポは往々にして変わる。

部分的に使う打ち込みなど、現実的ではなかったのである。

しかし「弾けない」という別の現実もあるのだ。

シーケンサーのメトロノームの点滅を見て、この4小節に到達する前に、演奏しながらテンポを合わせてみようとも思った。

それでも、現状でいっぱいいっぱいなのである。メトロノームに神経を持っていかれると、手元が狂う。

そして実際に演奏しながらシーケンサーを使う段階になって分かったこと。

演奏のモードとシーケンサーのモードは違うので、モードの切り替えに手間がかかるということだ。

すでにキャパオーバーのところに、このような負荷をかけられるはずがない。

諦めるしかないか。

スマホを取り、メッセンジャーを開く。

結局私がやったことは、ギタリストに丸投げであった。

リハ前日の話である。