リハまであと3日、というところであった。
またデスカEE:AEB2F
はい、まだこんなことやってるんです、私はEE:AEB64
今またライブに向けてのリハラッシュとなっているが、今回は悪くないペースでコピーはできていたと思う。
しかしここに、急な1曲が入った。
ものすご~~く上手いキーボーディストの方が来れなくなったとのことで、ものすご~~く上手いキーボーディストの方が弾く予定だった曲EE:AE5B1
「完コピしなくていい、裏でコードだけ弾いててくれればいいよ。」と言ってはくれたが、面倒でも完コピの方が私にはラクなのである。
まぁ実際、曲が始まってしまえば、あとはほぼコード弾きでさほど難しいことはない。
しかしその前に、とんでもないイントロが立ちはだかっていたのである・・・。
イントロはキーボード1本だ。
その中に入っているいわゆるメロディラインは、少なく見積もって5つ。
打ち込みっぽいシンセベースと機械的なチャラチャラ音、通して入っているコード弾きは終盤で音を重ねるように厚くなる。
この中で時々入る、パンパカパーンみたいなやつ。
私の手は、2本ですEE:AE4E6
何かを捨てなくてはならず、まず後からコードを重ねて厚みを出すことは諦めた。効果音的なチャラチャラ音も、捨てだ。
これにより単調なイントロになってしまうが、致し方なかろう。
次に、シンセベースはベーシストの方にお願いする。
つまり私が弾くのは、コードとパンパカパーンだけ。
あの壮大なイントロが、コードとパンパカパーンの単調な繰り返しになってしまうのだ。
そこでまた、欲を出してしまった。
チャラチャラ音を打ち込んでしまえば、手は使わない。
厳密に言うとこれは「アルベジエーター」という機能を使い、鍵盤を押さえる必要はある。
しかし押さえたコードを、分散してアルペジオを繰り返してくれるのだ。
これが使えれば、ベースラインもアルペジエーターでいける。
ってか、やってみたくなったのだ、アルペジエーター。
こうして昼から、シンセと取説を交互に見つつ、私は格闘した。
夜。
な~~~~~~~~~んにも、できませんでしたEE:AEB64
アルペジエーターどころか、他のパートの割り振りもシンセへの音色入力も。
つまり、丸一日、棒に振ってしまったのである。
それだけでなく、疲れた。途方もなく疲れた。
疲労だけでなく、ストレスも溜まった。
猛烈に、ジャンクフードと酒を欲してた。
取説は、何度も何度も熟読した。
理屈は分かった。
でも、音が出ないのである、なんでEE:AEB2F
思いもよらない設定時に音が出たりもして、もうサッパリ分からんEE:AE5B1
なまじっか理解できる部分があるだけに諦めきれず、結局一日無駄にしてしまった。
結局私の出した結論は、一番最初に考えた「単調で簡素化されたバージョン」しかないということであった・・・。
実は、早い段階で、月曜日に一緒に飲んだプロのミュージシャンの方が、打ち込み部分を作ってデータを送ってくれてあったのだ。
素直にそれを使えばいいだけだったのだが、なんでこういうことになると諦めがつかないのか。
晩ご飯はポテトチップスとビールにした。