1ヶ月か。
みょうがとローズマリー。
ほったらかしでも育つと言うので、植えてみたのだ。6月の20日。
植物を育てるのは楽しく、喜ばしく、精神衛生上とても良いことだとは思うのだが、それはちゃんと育てられる前提である。
ダメにしてしまうと、その効果は逆転する。
後ろめたさと何とかしなくてはとの焦り、逃げること、それに対する罪悪感。
もうそこにはネガティブな感情しかない。
そして私のガーデニングは、結果的に全てネガティブに向かうものであった。
二日酔いがいかんのだ。
元を正せば、酒がいかんのだ。
これにより水遣りを忘れる。または分かっていても動けない。
やっと動き出すのが火曜日で、その頃には花たちはうなだれ、これを毎週繰り返すうちにいよいよ再起不能となる。
もう花から足は洗うことにした。
植木鉢の残骸も片づけ始め、庭の丸坊主化を考えていたところだ。
この季節になると、友人達のFacebookは家庭菜園の収穫物がUPされるようになる。
やっぱりいいねぇ、自分の育てた可愛い野菜を収穫するのは。
で、触発されて失敗したのは3年前。
どだい私には無理だったのである。
極小のナス1個とミニチュアのきゅうり1本で終わった私の農園であった。
ところが性懲りもなく、もっと簡単なものならできるんじゃないかと考えて買って来たのが、このローズマリーとみょうがであった。
実はローズマリーは2回目である。
本当に結構ほったらかしでも育ったが、料理に使っていたらすぐになくなってしまったのである(笑)今回はしっかり成長するのを待つ。
さて、そして1ヶ月が経った。
現在どうなっているかというと、
元気元気EE:AEACD
まぁ雨も降ってるし、基本ほったらかしだ。
私の努力というより、ローズマリー本人の生命力である。
2本しかなかったみょうがは、だいぶワサワサしてきた。
しかしまだ、つぼみのようなものは見えてこない。
この辺で満足しているべきだったのだろう。
しかし私はもう1つ、手を出してしまった。
育て方も知らずに、ただ「欲しい!」と衝動買いである。
唐辛子。
「韓国産激辛唐辛子」となっていて、その誘惑に勝てなかったのだ。
しかしこれは、さすがにほったらかしという訳にはいかなかった。
不安だった水遣りは、グータラの週末には夕方にたっぷり水を遣り、翌朝サボれるようにした。
結果、現在。
実がなった、実がなったEE:AEB30
この小さい花が、実になるのだ。
次々と咲いているので、まだまだ増えそうである。
写真は赤かったので、まだ収穫までは時間がかかりそうだ。
梅雨が明ければ天からの恵みはなくなり、過酷な日差しが容赦なく一日中照り付けるようになるだろう。
そこからが勝負だ。
今度こそ、良い報告ができたらと思うEE:AEACD