ライブが控えているというのに、昼まで寝てしまった。
しかも結構な二日酔い。
薬としてのラーメンを食べ、風呂に入って身支度をしたらもう出発の時間である。
前飲みだ。
シラフで歌うなど、無理な話で。
ところで毎度問題になるのが、この前飲みの量である。
最悪の場合飲み過ぎればヘロヘロ、足りなければ緊張でガチガチ。
どっちがいいのだろうか。
天秤にかけて、私は前者を取った。
およそフロントに向いていない人間だ。ハードロックが棒立ちで「えっと」と「あの」を繰り返すなど、恥である。
捨て身の酔っ払いを選んだ。
かと言って、ちょ~~っと飲み過ぎちゃったかなEE:AEB64
緊張していたのである。
そしてそれから逃れたかったのである。
今回は2バンドのライブで集客に不安があったが、嬉しいことに予想以上のお客さんがきてくれたのだ。
シチュエーションは、より緊張する方へ、緊張する方へと流れていく。
あっ、合唱の先生EE:AE5B1うわ~~、ハードル上がるなぁEE:AEB64
飲むしかない、どうせみんなの知ってる私はヨッパライである。誰も今さら驚きも面白がりもしないだろう。
まぁそんな訳で、恥はいい。
酔って歌う上での不安要素は、歌詞と曲の構成である。
どうも記憶の中枢がやられるらしく、時々真っ白になってしまうのだ。
しかし私は酔う道を選んだのだ。あとはもうなるようにしかなるまい。
結果、なるようになってしまったのであった。
MCはボロボロ、歌詞を忘れた部分は他の部分から持ってきて補ったが、一ヶ所、構成を間違えて大混乱に陥ってしまったEE:AEB64
ホントにもう大混乱。
これまで何度も失敗してきたが、これはもう初登場第一位、殿堂入り確実の大失敗である。
私が間違えただけならいいのだが、私が間違えたせいでみんながどうしたらいいのか分からなくなってしまったのである。
結果、個々で解決しようと試み、それが一致しないために、大混乱に。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいEE:AEB64EE:AEB64EE:AEB64
大きな失敗はこの程度で済んだが、MCの間の悪さがイタかった。
人前で喋るの苦手ねEE:AE5B1
これはどうやって練習したらいいのだろうか。
次にやったのはテクニカルなバンド、マグナム・フォースさんだ。
私達がツェッペリンを、彼らがディープ・パープルを演る。ハードロック二本立てである。
うちらが先で良かったよEE:AEB67
別に後にやるのは構わんが、あなた達よりも上手くなったらね。
この後のセッションタイムあたりから、記憶が怪しくなってくる。
しこたま飲んで、出演者とスタッフで打ち上げへ。
深夜のそば屋を占拠して、最後まで大盛り上がりであった。
今回は2バンドライブであり、責任の重さを感じない訳にはいかなかった。
そもそもが酔いどれロッカーで、「楽しいのが一番」というスタンスだったのだ。
これが本番が迫るにつれて、責任の重さが「楽しさ」を上回ってしまった。
よせば良かった、自分には無理だ、そんな気持ちになってくる。
「楽しさ」どころではない。精一杯やった。
現状これが私のMAXだが、このまま終わってたまるかぃEE:AEACE
私はまだまだ頑張る、次はもっといいものを届けたい。
今回はお客さんに救われた感じだ。
来てくれたひとりひとりに、感謝の気持ちを伝えたい。
そしてマスター、スタッフのハルちゃんゆっきーちゃん。
ライブにGOサインを出してくれ、当日も支えてくれ、本当にありがとうございましたEE:AEAD9EE:AEAD9EE:AEAD9
対バンのマグナムさん、仮死状態だったポコッペリンを甦らせてくれてありがとうございました。一緒にできたこと、誇りに思います。
そして。
ポコッペリンのメンバーみんなに心からの愛と感謝を送ります。
出会えて良かったEE:AEAAB
次は4月だ。
ンフフ、まだ時間があると、楽しみなものである(笑)
*Good times,Bad times
*Communication Breakdown
*Black Dog
*Song Remain The Same
*Stairway To Heaven
*Rock'n'Roll