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「喉の痛み ガン」、「喉 炎症とガンの違い」、「喉のガン 症状」・・・。
痛み出してから一週間が経ち、私はこれまでと違う何かを感じていた。
それは私に恐怖心を生み、その恐怖心を打ち消そうと私は躍起になって検索していたのだ。
喉の痛み→鼻水→熱→咳、というのが、私の風邪の常套パターンであった。
ところが今回は、喉の痛み→微鼻水→微熱→平熱→超微鼻水、で落ち着いてしまった。
悪化しなかったのだ、良かったじゃないかと考えていたが、依然、喉の痛みだけは良くならない。
これは風邪ではなかったのではないか、と考えるようになった。
じゃあ何だ？
喉だけが悪くなることもあるだろう。
それにしても痛い。
こんなに痛いのに他に影響がないなんて、初めてと言っていい。
いやな予感がしてきた。
過度の飲酒、刺激物の過剰摂取、喉の酷使。
振り返れば私は、かなりのハードライフを喉に強いてきた。
喉のガンの原因を調べれば、どの種類の喉ガンも、これらが原因となっている。
こんなことならいっそ、高熱でも出して咳き込んでいたほうが安心であった。
喉の炎症を調べると、たいがい発熱がセットになっている。
逆に喉のガンには熱が出るという話はない。
ただ、食べることには支障はなかった。これは炎症にもガンにも当てはまらない。
炎症なら飲み込むときに痛むというし、ガンなら飲み込みにくさやつかえ感があるという。
しかし、トマトジュースを飲むと、激烈にしみる。
この不気味な症状は何なのか。
病院へ行く決意をした。
風邪の症状がないので、耳鼻科に行った。
このところ喉が痛い、と言って口の中を見てもらう。
医者の反応は、ほぼ「あー」で始まると言っていい。
あー、腫れてるね。
あー、これじゃ痛いね。
あー、炎症起こしてるね。
ところが今日は違った。
先生は私の口の中を覗き込むと、「あっ！」と言って目を丸くしたのである。
汗。
結果は意外なものだった。
「口内炎ができてますね、喉に。」
へっ！？喉！？そんなところにできるの！？
このところ口内炎や出血で口の中が荒れているとは思っていたが、そんなところにまでEE:AE4E6
何か私の体を構成する組織に、足りないものがあるんじゃないか。
どうしたら口の中が元気になる？？
ということで、意外だったが大したことのない結果であった。
ライブまでに治ってくれればいいのだが。
