人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

流浪の民

もう木曜かEE:AE5B1今週の目標が追いつかないぞEE:AE5B1

とりあえずあまり志の高いものは置いておいて、早急にやらなきゃならない事務的なものから。

合唱の楽譜の製本だ。

新曲が始まったので、新しい楽譜のコピーをもらった。

そしてまずやることは、自分のパートにマーキングする事と製本なのである。

楽譜は短くても数枚。

これをもらったままの紙っぺらにしておくと、ページめくりが大変なのだ。

だいたいの曲は繰り返しがあり、ページをめくって行ったり来たりする。

それが大きな紙芝居状のままだと、行き来が大変なだけではなく、行くべきとところを探すのも困難を極めてしまうのだ。

曲は始まったら待ってはくれない。待ってくれたら面白いが。

ここで協調性を見せなくてはならないのは、伴奏者でも指揮者でもなく、歌い手なのである。

製本の仕方は、最初に楽譜をもらった時に教えてもらった。経験者や音大出身者はすでに知ってたようである。

印刷してある面を表にして縦に二つ折りにして、その裏同士を貼り付けていくのである。

こうすれば普通の本を開くような感じで、見ることができる。

全面貼り付けるのは大変だから、ページの端を細い両面テープでとめている。

私は見開いた時の左右の端を縦にとめているが、これだと手から片側が落ちたりすると、ダララララと繋がって引っ張られてしまう。ちょうど経本のようなものをイメージしてもらいたい。

その上、貼っているうちに少しずつずれていき、完成する頃にはななめになった楽譜が出来上がっている。

まぁ見づらい訳ではないしこんなものかと思っていたら、指揮者のもっきゅんの製本は完璧であった。全くのズレもなく、紙がコピーなだけの「本」なのである。

聞けばもっきゅんは、折り曲げた部分同士も貼り付けているとのこと。

今回はその方式でいってみた。

しっかりしたものができた。

しかしベラベラのジャバラ経本に慣れていたので、嫌に背表紙がコンパクト過ぎる。

慣れるまでには少し時間がかかりそうである。

マーキングは前回の練習中にやってしまったので、本来なら楽譜に関する仕事はここでおしまいだ。

しかし今回は、歌詞を書き込みたかった。

私のパートはアルトだが、歌詞はソプラノに振ってあるのだ。

アルトの音符を追いながらソプラノの歌詞を追うなどという技は、私には難しい。アルトの音符の下に、歌詞を書いていく。

その時に変な感じはした。

だから歌詞を書き込んだ後に、ちょっと練習することにしたのである。

これはシューマンの、「流浪の民」という曲だ。

初めて聞いたが、こんな感じである。

ぶなのもりーのはがくれに

うたげほがいにぎわしや

たいまつあかーくてらしつつ

このはしきーてうついする

これぞ流浪のひとのむれ

まなこひかりかみきよら

ニイルのみずにひたされて

きららきららかがやけり

あかきほのーおめぐーりめぐーり

おみなたちていそがしく

さけをくみてさしめぐる

うたいさわぐそのなかに

みなみのくにこうるあーり

なやみはらうねぎごとを

かたりつぐるおうなあり

音符に合わせて音を乗せているので、平仮名であるのは仕方がない。

しかしこれ、全然意味が分からないよEE:AEB64どこで区切るのEE:AE5B1

ほがいって何!?はしきーてうついする、ってどういう意味!?

「なやみはらうねぎごとを」の「は」は、「は」って読んでいいのか??「わ」と読むのか??ねぎっ!?

「ニイルの水」ってのが椎名林檎風でちょっとかっこいいが。

最初にドイツ語でやるかどうかちょっともめたが、これならドイツ語でもあまり変わらなかったかもしれない(笑)

合唱の練習日はあさってだ。明日もう一度、おさらいしておこう。