人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

人間養成マシーン

嫌なものを見てしまった・・・。

先日、合唱団の仲間から「見ましたよ~~、YouTubeEE:AE595」と言われ、腰が抜けそうになったばかりだが、私も見つけてしまったのだ。思いもよらないものを。

ライブの動画はだいたい、いつも決まった方がUPして下さっている。

こまめにUPしてくれるので、暇な時に飲みながらダラダラ見たりしていたのだ。

その時もかなり飲んでいたので、どのように「それ」を見つけたのか思い出すことができない。

なんだこりゃ?と思ってクリックして出てきたのが、自分だったのである。

なぜか投稿者は、いつもの彼ではなかったのだ。だからそれまで、私はそれを見たことがなかったのだろう。

あれこれキーワードを変えて、検索していたのかもしれない。

それはライブあとのセッションの動画であった。

ボーカルは相当・・・・・・・、お酔いであるEE:AEB64

歌ったことは、覚えている。「セッションタイムで一緒にやりましょう」という話だったので、練習した。

しかしこれは、普段の突撃セッションとさほど変わりがないのではと思われる。外側から見たことがないから分からないが。

いや、外側から見ると、こんな事になっていたのか。

ゴリラだ。まんまゴリラである。

背中を丸め、ガニ股でウロつき、マイクを持たない片腕は宙ぶらりんの高さでブラブラ揺れている。

感極まると頭を振り、足元もおぼつかないのか、時々最前列のイスに手をかけて体を支えている。

これがロックか。

私はいつもこのような最終形になっていたのか。

もはや「酔っ払い」の称号も与えられない。ただの野生動物である。

たまたま次のライブの課題曲と同じだったのでダンナも横から見ていたが、「・・・落ち着いて歌った方が・・・。」とだけ言って、悪いものでも見てしまったというように、そそくさと消えてしまった。

そうだ。思いやりがある人間なら、こんなものは見ないEE:AEB64

しかし私は、目をそらす訳にはいかないのだ。

これが現実なのである。この現実から逃げれば、またゴリラ化するのである。

自分の歌を聞くのもキツいが、ヴィジュアル込みの分、こちらは拷問に近い。

自信を持って言うが、酔っ払って歌っている人は見なくもない。しかしゴリラは皆無だ。

もしかしてPのお客さんは、しょっちゅうゴリラを見ているのか?

ゴリラがたくさんいるという意味ではない。そのゴリラの出現率が高いという意味だ。

しかしこれは、救いなのかもしれないぞ。私はゴリラの存在を知った。

今後ゴリラの存在を抹殺すれば、もうゴリラにまつわる不安を抱かずに済むのである。

動画を見て、ゴリリーと思われる動きを封じれば、少しは人間らしくなれるかもしれない。

具体的には、背筋も腕も膝も伸ばす。酔うと関節が弱くなるんかいな。

もしかして・・・、マイクスタンドは、ゴリラ矯正器具だったのか!!

今後はマイクスタンドを使って歌うことにする。