人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

一中バンドと名なしのバンド

土曜日、一中バンドの練習。

前日深酒しなかったので、珍しくスッキリした朝であった。

小川でスタジオに入る前に、昼ご飯を食べることにしたのだ。

小川の駅で電車を降りて階段を上ると、向かいの階段からスーさんが上ってくるところであった。

そして揃って階段を下りていくと、リーダーが先を歩いているのが見えた。

みんなで中華の店に入る。

「じゃあビール2本ねEE:AE5BE」スーさんの一言で、呆気なく飲酒が解禁になってしまった。

どうも疲れて体調がバリッとしていなかったので、もういっそ飲んでパワーを出すことにしよう。

「この間、ラーメン食べてきてさ。」

スーさんはラーメンの話を始めた。安かっただか美味しかっただかという話だったと思うが、トッピングの説明をする時に「シャーチュー」という言葉が聞こえたような気がした。

気のせいか??

黙って聞いていたが、スーさんはシャーチューが、と繰り返している。

気づいてない??それとも「シャーチュー」だと思っている??

「でさ、シャーチューとさ、・・・シャーチュー・・・、シャーチュー??あれ??シャーチューでいいんだよね??」

アハハ、だよね!?おかしいって!!シャーチューって初めて聞いたよ(笑)

一中バンドの練習は、長い。

前半は夏のライブに向けた練習だ。

歌がスランプで、上手く声が出ない。

考えすぎるとダメだ、しかし何も考えないのもダメだ。

そんなんでこの頃は、歌うことがストレスになってきている。

休憩も長い(笑)

この頃はリーダーが美味しいパンとローストビーフ、赤ワインを買ってきてくれるのだ。

タケダさん、リストバンドをもらって嬉しそう。

ロゴがビールと知って脱力していたが(笑)

だいたいこの休憩あたりから気持ち良くなってきて、歌も演奏も「吹っ切れ」ていくはずなのだが、この日は全然ダメだった。

具合が悪いので、練習後のミーティングには出ないで帰ったのだった。

月曜日、名なしバンドの練習。

今月の末に、Pでハードロック祭りがあるのだ。

そのための企画バンドで、ひとりずつ声をかけてお願いしたのだ。

最初で最後の練習になるが、初めてのメンバーだ、果たしてどう仕上がるか。

このところヒトカラではこのライブのための練習ばかりやっており、やはり上手く歌えずに課題ばかりが増えている状態であった。

合唱団の発声練習のおかげで高音は出るようになったが、うまく制御できないのである。

ダンナは本来はギター弾きなのだが、Pでのライブデビューがベースだったために、ベースで誘われることが多い。

そんな彼が今回は思う存分ギターを弾くのだが、早弾き満載である。腱鞘炎になってしまった(笑)

早弾きと言えば、ということで田村さんにツインギターをお願いした。そんなんでハードルは上がっていた。

そして、ロック、ブルース、ソウル、何でも弾けてしまう鍵盤弾きのきょんさん、スーパードラマーのあっちゃん(一中のメンバーが日曜日の練習で絶賛していたばかりである)、そしてあっちゃんの職場の後輩というベーシストさん。

まじで凄いEE:AEAABみんな上手いEE:AE5B1

歌も気持ち良く乗った。

ドラムのフィルインが入ると「うおー!!」となるEE:AEAA6

みんなの演奏が、私をどんどん押し上げていく。

最高だ。

もし帰り道に事故って死んでも、あの瞬間があっただけで十分である。

誰かに聴かせたくなって、次の時間帯の練習を待っていたえーじさんを連れ込む(笑)

そのまま練習は交代だ。あっちゃんと田村さんだけ残る。

私はダンナと入り口のところでしばらく飲み、今度は逆に押し入って演奏を聴かせてもらった。

こちらも凄いですねEE:AE5B1

みんなも「萌え~~」ってなっていたのだろうか。

結局最後まで居残ってしまったので、田村さんの大きなプラドで送ってもらったのだ。

久米川で降ろしてもらい、さらに飲んで帰った。

ところでダンナと話して気づいたことだが、練習でいい音を出すことは十分可能なのである。

練習なのだ、いい音が出るまで何度もやり直すことができる。

大変なのは本番のその1回に、「いい音」を持っていくことだ。

プレッシャー。

酒の力を借りることになるが、こいつも制御が難しいからのー。

こればかりは何度練習しても、上手くはならない。