人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

渋谷にて、マジカル・モヒートの夜。

1月26日土曜日。渋谷に向かう電車に乗っていた。

毎週のことだがこの日ももれなく二日酔いで、私はかなりゲンナリしていた。

途中でラーメンチャージをする事で自分を奮い立たせたが、ギリギリまで寝ていたためにその時間もなくなってしまったのだ。

「酒か・・・・・・。」

酒ではない、ライブなのだが、やがて来るだろうアルコールを思うと10ぐらい老け込んだような気持ちになった。

しかしそんな気持ちは、ライブハウスに入るまでであった。

その時演奏していたバンドのメンバーはおそらく同世代、曲は懐かしい80年代である。

ギャンギャンと耳をつんざくようなギター、ドラムやベースの低音の振動。

まさに体が揺さぶられるような感覚、これがライブだ。自然と体が動き出す。

そして自然とアルコールを欲す(笑)

目当てである次のバンドまでのインターバルに入ると、わらわらとPの仲間やバンド関係の知り合いが集まってきた。

誰が来るかは知らなかったので、新鮮な再会である。

今回のお目当ては、あっちゃんが立ち上げたバンド「Magical Mojit」だ。

すでに何度かもうライブはやっているようだが、私が観るのは初めてである。

私が知っているだけであっちゃんは3つのバンドを掛け持ちしているが、どのバンドも違った思い入れがあるようで、それぞれの特色があるのが面白い。

この「Magical Mojit」は、80年代邦楽を多くやっているというので、これまた楽しみであった。

それがよー、ドリンク頼みに行ってる間に1曲終わっちゃったしEE:AEB64

カウンターに作り手がひとりしかおらず、どえらい待たされたのである。

しかしカウンター前にはモニターがあり、演奏が映し出されていた。

もうまるでプロである。

みなさん、貫禄があります。

貫禄。

人様のライブを観る時に、自分に足りないものは何なのか勉強させてもらっているが、私には明らかに「貫禄」が足りない(笑)

「恋の予感」、「夜明けのミュウ」、「ルビーの指輪」、「時代」など、馴染みがあり懐かしい曲が多かったので楽しませてもらった。

じゃあ終わったから帰ろうか。

ではない。

次はKOMECOMECLUBである。

1年ほど前に別のバンドであっちゃんが演った時にも最後に出てきた、米米のコピーバンドである。

とても良かったから、もう一度観たいと思っていたのだ。

ここのバンドもまた凄い。

コピーだと侮れない、極上のエンターテインメント。

曲などほとんど知らなかったが、最後まで楽しませてもらった。

身内ネタで申し訳ないが、カネシロくん、大はしゃぎである(笑)

さて、前回あっちゃんのここでのライブの時は、打ち上げで酔いつぶれて散々だったそうだ。

今回は「川崎2・高井戸1・東村山2」のメンバーだったので、彼らに合わせてこっちの終電を逃す危険があったが、逆にその緊張感が良かったのか、ひどく飲み過ぎることはなく、帰ることができた。

その代わり背脂ゴッソリのラーメンを帰りに食べてしまったが。

こんな感じで、今回も大いに刺激を受けて帰ってきたぽ子であった。

みなさま、お疲れ様でした!

また呼んでください^^