人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

二日酔いの副産物

いや~、頑張った(笑)

二日酔いでカラオケに行くことはこれまでにも何度かあったが、今回は本当に酷かった。

駅に向かうバスの中で携帯からブログの更新をするも、それで吐き気が加速。

「降ろしてくださいEE:AEB64」と出かかったが、目を閉じて「私は寝ている」と自分を騙して何とか駅まで耐えることができたのだ。

「323号室です。もうお連れ様はいらしています。」

確かに娘ぶー子を先に行かせたが、なぜ受付の人は私たちが同じグループと分かったのか??

「ああ、いつもの酔っ払い夫婦が後から来るからって言っておいたよ。」とぶー子。それで通じてしまうんかい・・・EE:AEB64

トイレで吐き、ラーメンを食べ、ピーチネクターとコーヒーフロートを飲んでやっと少し落ち着いたのだ。

しかしなかなか「最初の1杯」の勇気が出ない。

飲みもしないで歌う気にもならないので、私はしばらくみんなが歌うのをただ見ていた。

席がウーファーの目の前で、低音が腹に響く。つらい。

早く酔ってしまった方が楽なのかもしれない。観念して梅酒のソーダ割りを頼む。

二日酔いのくせにこんなことを言うのもなんだが、ソーダ割りは薄くて話にならないような味であった。

ロックを飲む事にしたが、やがてホンワカとしてきて、麻酔でもかかったかのように苦痛が和らいでいく。

歌うか。

できるだけ気合を入れずに歌えそうな曲を選んだつもりだったが、それでもキツかったEE:AE5B1

腹に力が入らないのである。

吸った息を吐く惰性で、だらしなく歌うしかなかった。

ちなみに曲は、アランパーソンズプロジェクトの「ドントアンサーミー」だ。

もう今日はダメかもしれない、胃も痛いし、もしかしてこのまま無理したら救急車とか、そこまではいかなくても、ひとりで帰ることになるかもしれない。

・・・・・・などと弱気だったのは最初の1曲目だけであった(笑)

とはいえ、ある程度のテンションまで上がると、あとは何杯飲んでも変わらなくなった。

二日酔いの日に良くある現象である。

もったいないので意識的に煽ったが、結局理性を保ったまま、時間一杯歌ってきたのであった。まぁこれで良かったのか。

カラオケに行く、と言ったら「え~!?行きたい行きたい、私も行きたい!!」と言い出した娘ぶー子だったが、彼女は非常にイキイキと輝いていた(笑)

夕方に起きてきて、バイトが終われば夜な夜なでかけていくことが多いこの頃だったが、こういう姿を見ると安心する。22にもなって、相変わらず「パンチラ!パンチラ!」などと歌っていたが。

いつもなら「もう飲むな」だとか、「間にソフトドリンクを挟め」だとか小うるさいことを言うのだが、今回は円満に終わることができた。

良い1日であった。二日酔い、万歳である。