いつかその日が来るのは分かっていたが、突然それが「明日」となったらやはりたじろいでしまう。
不自由はあったが、何とかしのげてきたのだ。つい延ばし延ばしになってしまった。
とうとうそれと向かい合わなくてはならない時がきた。
あー、憂鬱。
歯医者の通院が終わってから2年になる。通院自体も2年ほどあったが。
痛い痛いといって困らせ、どえらい時間をかけてやっと私の歯は治ったのである。
しかし、問題を抱えたまま。
私は痛くないものを「痛い」とは言わない。
いつまで経っても痛みはなくならなかったが、最後には「稀にそういうケースがあるが、到底考えられない。中が炎症を起こしていたのかもしれないから、それならば時間が経てば治る。」と言って強引に終わらせたのである。
そしてその痛みは取れないまま、今日まで来てしまったのだ。
硬いものを噛まなければ、痛まないのだ。不便っちゃ不便だが、慣れる。
硬いものは痛くない方の左側で噛むことで、私なりに解決していたのである。
なによりもう、歯医者通いはつらかった。痛いのキライEE:AEB69
しかし、前にもちょっと書いたが、最近口の中に異変が起こっていて、ひどくなる一方であった。
最初は「変な味がする」から始まり、舌の違和感、渇き。
こっちは耳鼻科の予約をしてあるからいいとして、歯茎が弱くなって出血し、歯自体も何だかヒリヒリしているような不快感があるのだ。
この口腔異常は、もしかしたら舌が原因の味覚障害なんかではなくて、もしかして歯槽膿漏とかそういうのからきているのかもしれない気がしてきたのである。
歯槽膿漏。
尿モレ的恥ずかしさのある病名である。できれば味覚障害といきたいところだが。
何でこんなことになったんだろうかと今ちょっと調べてみたのだが、ポピュラーな原因は「食べカス」である。
歯磨きすらちゃんとしていないようでますます恥ずかしいが、実は、噛むと痛いという問題の歯が、治療後形が変わったのか、隣の歯との間に大きな隙間ができてしまったのだ。
奥歯だから目では見えないが、かなり大きなものでもしょっちゅう挟まっている。・・・というか、食事のたびにゴッソリ挟まっているというのが正直な感触だ。
歯間ブラシや糸ようじでかき出しているが、私はそんなにマメな人間ではないので、しょっちゅうそれを忘れる。
飲み過ぎて寝た日など、歯すら磨かないことが多い。
これが原因だったのか。
ちなみに同じ歯医者で治療した歯は他にもあるが、見た目に隙間がないのでそちらはもっと手抜きである。散々「歯間ブラシしないと、これが虫歯になったら大変なことになりますよ」と言われていたのだが。
だから憂鬱なのである。
今、いつもより回数も時間も多くして歯を磨いているが、血ばっかり出て、良くなっているような感じではない。
手遅れなのか。
ちなみに、歯槽膿漏は治らない病気らしいので、予防が大切と言うことだ。
歯茎がどんどんやせて後退し、すきっ歯になるのが重度の歯槽膿漏らしい。
嫌だEE:AEB64そんなの絶対にイヤ!!
放置しすぎたか。半年に一度、見せに来いと言われていたのだが。
ついでに言うと、最後に歯医者に行った時に虫歯の予備軍が4本もあった。
それらは今、どうなっているだろうか。
憂鬱である。