禁煙二日目に入った(笑)
確か私は禁煙に成功したはずだったが、一体それがいつ崩れたのかすらもう分からない。
2007年7月1日から始め、2年近く頑張ったところまでは分かっているが。
しかしどこでどのようなシチュエーションで、禁煙後最初の1本を吸ったのかは良く覚えている。
その後も禁煙の努力をしつつも、結局いつもそこで吸ってしまい、やがて「ここでだけ良しとしよう」、「この際、飲んだ時ぐらい良しとしよう」となっていったからである。
久米川POPROCK。
酒と音楽と煙草。
ギリギリ我慢してそれを手に入れた時の気分は、非合法ドラッグとどれ程の差があるのだろうか。
まさに天にも昇る気持であった。
そう、最初のうちこそギリギリまで我慢していたが、やがて習慣になった。
それでも私は禁煙に成功しているつもりでいたのだ。
飲む時だけ、とコントロールできている。
何なら禁煙と言われなくてもいい。
ほぼ禁煙だ。
私はタバコの奴隷ではない。私が呼び出しているのである。
禁煙が失敗したなどという自覚はなかったので、私はますます緩んだ。
飲まなければ吸う事はないが、完全に飲みとセットになった。
しかしアホなことに、それでも私は禁煙しているつもりになっていたのだ。
ある日気が付いた。
禁煙を始める前の私の吸い方は、やはり飲む時だけになっていた。
つまり今、禁煙前と全く同じ状態なのである。禁煙を決意した時と。
矛盾しているかもしれないが、禁煙しているつもりでいたなりに、一応吸わない努力もしていた。
持ち歩けば吸うだろうから、タバコは持たずに飲みに出る。
しかし結局吸いたくなる。
人から1本もらう。
1本では済まなくなる。
買う。
そんなんで、飲みに行くたびにタバコを買う羽目になり、家には吸いかけのタバコがたくさんある。
バカバカしいので持って行く。
持って行けば普通に吸う。
もう完全に禁煙は崩壊している。
それにしても、禁煙成功中にタスポ制度が始まったが、今こうして唐突にタバコが吸いたくなると、何とも不便である。
コンビニまで行かなくてはならないが、魔のPOPROCKから一番近いコンビニは、酔っ払いには遠い。
マスターが「吸っていいよ」と分けてくれるが、その数がどんどん増えるので私はある日2箱にして返したのだ。
しかしその日のうちに自分が吸いたくなり、1箱帰ってきた。
もう1箱は、その次の回で戻ってきた。
結局これでは返したことにならないので、また買って行く。
それは吸ったか?
もう誰のタバコをどこまで吸ったのかすら分からない状態である。
何が言いたいのか、ぽ子よ。
私はいま一度、ここで宣言したい。
本気で禁煙しようと思う。
実はこのブログに禁煙記録のサイドパーツをつけたのだが、それからすでに2回失敗している、POPROCKで(笑)
このように、失敗したら恥を晒すことができるためにつけたサイドパーツなのだったが、全く抑えになっていない。
つまるところ、自分の意思ひとつなのである。
なぜ2年も頑張れたのか?
なぜ2年後に崩れたのか?
POPROCK、偉大である。
ちなみにマスターの禁煙も、ここで敗れたそうな。
筋金入りの魔境である。
とりあえず今日も飲み会だが、女子会である。
ひとり吸う子がいるが、「女子会」という健康的な響きが私を助けてくれるような気がする。
タバコは持って行くか迷うところだが、また買う事になると出費がバカバカしいので一応持って行く。
吸うためじゃない。
あげるためである。
という名目で。
結果は明日のサイドパーツをご覧くださいませEE:AEACD