人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

酒とタバコとPOPROCK

禁煙二日目に入った(笑)

確か私は禁煙に成功したはずだったが、一体それがいつ崩れたのかすらもう分からない。

2007年7月1日から始め、2年近く頑張ったところまでは分かっているが。

しかしどこでどのようなシチュエーションで、禁煙後最初の1本を吸ったのかは良く覚えている。

その後も禁煙の努力をしつつも、結局いつもそこで吸ってしまい、やがて「ここでだけ良しとしよう」、「この際、飲んだ時ぐらい良しとしよう」となっていったからである。

久米川POPROCK。

酒と音楽と煙草。

ギリギリ我慢してそれを手に入れた時の気分は、非合法ドラッグとどれ程の差があるのだろうか。

まさに天にも昇る気持であった。

そう、最初のうちこそギリギリまで我慢していたが、やがて習慣になった。

それでも私は禁煙に成功しているつもりでいたのだ。

飲む時だけ、とコントロールできている。

何なら禁煙と言われなくてもいい。

ほぼ禁煙だ。

私はタバコの奴隷ではない。私が呼び出しているのである。

禁煙が失敗したなどという自覚はなかったので、私はますます緩んだ。

飲まなければ吸う事はないが、完全に飲みとセットになった。

しかしアホなことに、それでも私は禁煙しているつもりになっていたのだ。

ある日気が付いた。

禁煙を始める前の私の吸い方は、やはり飲む時だけになっていた。

つまり今、禁煙前と全く同じ状態なのである。禁煙を決意した時と。

矛盾しているかもしれないが、禁煙しているつもりでいたなりに、一応吸わない努力もしていた。

持ち歩けば吸うだろうから、タバコは持たずに飲みに出る。

しかし結局吸いたくなる。

人から1本もらう。

1本では済まなくなる。

買う。

そんなんで、飲みに行くたびにタバコを買う羽目になり、家には吸いかけのタバコがたくさんある。

バカバカしいので持って行く。

持って行けば普通に吸う。

もう完全に禁煙は崩壊している。

それにしても、禁煙成功中にタスポ制度が始まったが、今こうして唐突にタバコが吸いたくなると、何とも不便である。

コンビニまで行かなくてはならないが、魔のPOPROCKから一番近いコンビニは、酔っ払いには遠い。

マスターが「吸っていいよ」と分けてくれるが、その数がどんどん増えるので私はある日2箱にして返したのだ。

しかしその日のうちに自分が吸いたくなり、1箱帰ってきた。

もう1箱は、その次の回で戻ってきた。

結局これでは返したことにならないので、また買って行く。

それは吸ったか?

もう誰のタバコをどこまで吸ったのかすら分からない状態である。

何が言いたいのか、ぽ子よ。

私はいま一度、ここで宣言したい。

本気で禁煙しようと思う。

実はこのブログに禁煙記録のサイドパーツをつけたのだが、それからすでに2回失敗している、POPROCKで(笑)

このように、失敗したら恥を晒すことができるためにつけたサイドパーツなのだったが、全く抑えになっていない。

つまるところ、自分の意思ひとつなのである。

なぜ2年も頑張れたのか?

なぜ2年後に崩れたのか?

POPROCK、偉大である。

ちなみにマスターの禁煙も、ここで敗れたそうな。

筋金入りの魔境である。

とりあえず今日も飲み会だが、女子会である。

ひとり吸う子がいるが、「女子会」という健康的な響きが私を助けてくれるような気がする。

タバコは持って行くか迷うところだが、また買う事になると出費がバカバカしいので一応持って行く。

吸うためじゃない。

あげるためである。

という名目で。

結果は明日のサイドパーツをご覧くださいませEE:AEACD