時間が遅く、お盆期間中という事もあり、行く先々で店が閉まっていたのだ。
どんどん遠くに流されて、たどり着いたのは満北亭と南京亭に挟まれた道路であった。
どっちにするかという話になるが、一体どう違うんだ、ってぐらいなモノである。
厳密に札幌ラーメンと中華と言ったところで、イメージ的には大差はない。
じゃあメニューの多そうな方にしようと言う事で、南京亭の方に入ったのであった。
とは言っても、私が選べるのは味噌ぐらいだ。
だから満北亭との違いすら分からないのである。
それではつまらない、新しい世界を切り開こう、と「坦々麺」に挑むことにした。
坦々麺というラーメンは結構好きなのだが、店によって非常にクォリティに差があり、ハズすとイタイ。
だからこういったお手軽系の店では危険に感じたのだが、これが結構美味しかったので嬉しい誤算であった。
味噌としょうゆから選べるようになっていたのだが、そんな事をするからこっちは不安になるのである(笑)
味噌を選んだが、坦々麺のしょうゆって・・・EE:AE4E6
大きな丼で現れたそれは、見た目は素気ないがなかなか迫力のあるものだった。
ゴマの風味が高く、コクがある。
トッピングのそぼろ肉とネギがスープに溶け込んで、複雑な深みを出している。
ご覧のように緑は少ないのが残念だが、一応申し訳程度のチンゲン菜あり。
麺は細めの平打ち麺。
不揃いで波打っており、楽しい食感だ。
個人的にはもっと硬めが好みだが、こういうものなのか??
美味しかったので危うく飲み干しそうになったスープは、大きな丼にたっぷり入っている。
味も量も満足だ。(男性には麺が少ないかも。)
ぽ子評価です。5段階で、
麺:3
具:3
スープ:4
総評:4
「坦々麺(味噌)」
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