いつからあんなに酔ってたのか・・・EE:AEB64
バンド練習であった。
スタジオに入るとまだヤギさんとタケダさんしかおらず、「昨日スーさんは4時半まで飲んでたからな。」と言った。
オレはもっと早く帰った、と言うタケダさんも二日酔いで、ほんの30分早いだけの4時までコースだったらしいが、早速ビールを飲み始めていた。
やがて現れたスーさんも疲れた様子だったが、「まぁどうぞ。」と缶ビールを渡してくれ、自分も飲み始めた。・・・タフである。もの凄いタフである。私もかくありたい。
さて、前回の練習から二週間が経っていたが、やはり全く個人練習をしないまま今日まできてしまった。
スケジュール表には「バンド練習:聴いてきちんとおさらいする」と目標が書かれていたが、聴く事すらしなかった。
なので、スタジオに向かう電車の中で一度だけ聴いたのだが、それでも練習になった(笑)
この頃聴きすらしていなかったので、曲が私のオリジナルになりつつあったのだ。
漣のマスターが来てくれた。
私が歌う曲のキーボードで入ってくれるそうだ。スゲーEE:AE468
マスターは楽譜も読めない、コードも良く分からない、曲もあまり聴いていないと言っていたが、数回繰り返しただけでプロッぽい演奏で入っていた。天才だ。
その中の2曲は例のスージー・クアトロ(キーは下げてもらった・笑)なのだが、その2曲は歌に入る前にセリフが入っている。
セリフは曲ではないのでまともに読んだ事はなかったが、昨日いよいよ真面目に取り組んで分かった。
あの2曲はあのセリフを入れないとイントロに入れないのであるEE:AEB64
それもただ読むだけではダメだ、ちゃんと本人が言うように入れないと長さが合わなくなり、みんながどこから入ったらいいのかを混乱させてしまう。
つまり、流暢に、正確に発音しなくてはならないのである。
残り1週間、私の練習はこれに絞られる事だろう。
休憩。
2階の休憩室はBARと化す。
「メソッド・・・?」
「グルーブ感??」
リーダーとマスターは難しい言葉を使いながら音楽について語り合っている。
「バンドはね、上手すぎてもダメなのね、例えば・・・。」とリーダーが言うとすかさずスーさんが「じゃあオレ達ぐらいがちょうどいいんじゃね~~!?」と爆笑した。
リーダーは気にも留めずそのまま話し込んでいたが、こっち側とのこの差は何なんだ・・・。
練習が終わる頃には、いい具合に出来上がっていた。
そのままミーティングと称して近くの飲み屋に入るが、スーさんはすぐに寝てしまった。
これで、バンドで一番のタフガイはタケダさんである事が証明された。
カラオケが入っていたのでみんなあえての演歌を歌い、ボトルが空いたところで店を出た。
タクシーがいなかったのでここで皆と別れ別れになってしまったが、私達はさらに家で飲み、グデングデンでいつのまに寝ていた。
当然朝はひどい二日酔いだ。
新しい1週間は二日酔いで始まってしまったが、今日と明日は何としてでも酒を抜こうと誓った。
先週はホントに酒で終わった1週間だった。
明日から頑張ろうと思う。