お墓の近くで急いで昼ごはんを食べることになったのだ。
何の下調べもなく「ノリ」だけであった。
とにかく近く、とにかく早く、お骨も一緒だったから、それでも落ち着いた店。
「中華・飲茶ダイニング」と書かれた洒落た店を発見した。
迷わずそこに入ったが、入ってみると、違和感が。
店構えは洒落たダイニングバーなのだが、スタッフは割烹着を着た「定食屋のオッサン」という感じなのである。
無愛想だしちょっとテンションが下がったが、まぁチャチャッと美味しく食べられればいい。
と言いつつ頼んだのは味噌ラーメン、本日も少々二日酔い気味。
初めての店だし、無難なものが良かった事もある。
カウンターの目の前が厨房になっていて様子が良く見えたが、手さばきは素晴らしい。
これはイケるかも、ちょっとテンション盛り返し。
まぁ結果から言うと、普通のラーメンだ。もとい、普通の定食屋のラーメンだ。
いいも悪いもない、オーソドックスな味噌ラーメン。
サラッとしながらもしっかりとした味噌の味わいがある。ただダシの風味が弱いので「普通」の域を出られない感じだ。
炒め野菜が乗っているが、こちらは焦げた風味が(笑)
ただ、私はこの焦げ風味は香ばしくて好きだ。
狙ってやってるのかは分からないが。
この手のラーメンにありがちな、麺の弱さ。
クッタリとした感じがダレていてイカン。
期待をしてしまったからちょっとイタイ結果だったが、「お手軽ラーメン」と思えばソツのない味だ。
しかし、店構えには騙された感が。
スタッフの対応が良ければ、もうちょっと印象も良かったのだろうが。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:2
具:3
スープ:3
総評:3
「味噌ラーメン」