人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

スタジオM

休日に目覚ましで起きるなんて、緊急事態である。

7時半。

眠くてたまらなかったが、練習しなくてはEE:AEB64

飲んで昨日の猶予を生かさなかった罰である。

そのくせ時間ギリギリでランチなど食べに出たので、全曲練習はできなかった。

車の中で曲を聴いて、何となく雰囲気だけの練習。

本番が迫ってきていることもあってか、今回の練習はかなり本気を出して熱心にやっていた。

ダンナは自分が弾かない11曲をタンバリンで過ごすつもりで来たが、今回はベースの人が来なかったので代わりに弾くことになった。

何の準備もなかったのでダンナはたまげていたが、置いてあったベースはフレットレス。

私は人の音まで聴く余裕はなかったから、一体彼がどんな演奏をしていたのかは分からない。

多分そのベースはスタジオのものだろうと思うのだが、このスタジオは面白いのだ。

2階にキッチンとダイニングがあり、使わせてもらうのだ。

なので休憩を取る時は、そこの冷蔵庫に冷やしたビールを飲みながらである。

風呂も寝る部屋もあって、そちらも合宿で使えるようだ。

「一晩、酒飲みながら合宿やったこともある」と、言っていたが、面白そうじゃないか。

「まーまー、これ、食べなよ。」

スーさんが差し出したのは、いつから置いてあるのか不明のバゲットであった。

「これ、もうパリッパリですけど大丈夫ですかねぇ。」

「ここに置いてあるんだから大丈夫だって。」

・・・「大丈夫」の根拠が「ここに置いてあるから」って・・・。

スーさんはまるでスナック菓子でも食べるように、バリバリそれを食べていた(笑)

かく言う私も「そこに置いてあった」クッキーを食べたが。

5時半に美容院の予約をしてあったが、休憩に飲んでしまい、気持ち良くなってしまった。

しかし中途半端に飲み、美容院に着いたら座りっぱなしである、寝てしまった。

飲めるスタジオがあるのだ、飲める美容院があれば繁盛すると思うのだが。

酒を絶やしてはいけない。

それは「就寝」を意味するのである。

眠いまま帰り道の途中のレストランで待ち合わせ、家族で食べまくった。

食い放題だ。

みんな「苦しい」と言ってグッタリするまで食べた。

ますます眠くなった。

明日は早出である。もう寝てもいいだろう。

眠くて頭が回らない。