人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

疲れた話を聞いてください

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18時30分。

起きてからやったことはラーメン屋リサーチとラーメン屋実踏、そして昼寝である。

またかよ、という休日だが、今日はこれから飲み会である。

前回のテストのような制限はしないつもりなので、面白い事が起こるかもしれない。

この頃クズ脱却を計ろうとする私に時々ブーイングがきているので、その時はきっと喜んでもらえる事と思う。

ダンナからブーイングがありそうだが。

休日最初の仕事は、どこに何を食べに行くかを決める事である。

今年食べたラーメンは現在89杯となっていて、こうなったら100杯までいきたいところだ。

なのでおのずとラーメン屋を探す事になるが、ダンナがギターのレッスンから帰った時点で私が調べたラーメン屋はまだ1軒だった。

味噌ラーメンが美味しいと評判の店だが、ダンナ好みではないのでどうしようか考えていたのだ。

「どこがいい?」

返事は決まって「どこでもいい」である。

私も同じだが、これは少々言葉を端折ってある。

「美味しそうなところなら」という前提なので、何でもいい訳ではないのである。

そのくせ「豚骨がいい」とか「近所がいい」とかいう条件がないので、決め手がなくて困る。

なのでラーメン屋が決まるまでに、平気で1時間でも2時間でもかかってしまうのである。

時間はあるのでちょっと遠目のところにしようかと考えていたが、それだけでは決め手にはならない。

漠然と「遠い」ったって、ここを中心に360度、同じ時間で着く場所があるのだ。

じゃあジャンルを絞ろう。

私が行きたかったのは二郎系の店だが、そうなるとニンニクは避けられない。

正確に言えば避けることは出来るのだが、自分が避ける気がないのである。

この後は飲み会が控えていて、初めて会う人も多い。

いきなり夫婦でニンニク臭もなぁ・・・。

二郎系はパス。

味噌もニンニク入れたくなるからダメか。

じゃあ久しぶりに九州長浜系。

本格的に美味しいところがいいという事で意見が合ったが、悲しい事にこの近所には全くない。

適当に地名を入れて検索してみるが、本当に、ない。

お手軽チェーン店なら何軒かあるにはあったが、こういうものは調べれば調べるほどなぜかハードルが高くなり、「私たち好みのもの」というこだわりがでてきてしまうのだ。

見つからなかった。

そうなると過去に行ったことのある店になるが、そうなると今度は「どうせなら行ったことのない店に行きたい」という欲が出てくるのである。

何十分もかけて調べた結果は簡単に捨て、今度は私の「行きたいラーメン屋リスト」から検索を始める。

二郎系を除けは、時間的に行けるのは近所の新店が2軒であった。

車で10分もかからない場所である。

前から行きたいと言っていたのだが、近いので二日酔いで遠出できない時のためにとっておいたのだ。

それを今ここで放出してしまうのか??

明日二日酔いの予定だぞ。

それでもいちいちその店の情報を開いては、「ここにこんな店があります」と報告はしておく。

却下を前提に。

決まらないよ、じゃあ場所から決めよう。

府中なんかはそこそこの距離であまり行った事がない。

そこで九州系のうまそうなラーメンを出している店を見つけたのだが、この店のメインはつけ麺である。

うまそうだと思ったのだからそんな事は気にせず食べればいいのに、どうも不安でこれも却下。

今思えばなんでここにしなかったのだろうか。

長時間コレをやってると、だんだん正しい判断力がなくなってくるようだ。

もうニンニクなんに気にしないで、二郎系に行こう。

「ニンニク食いました、臭いですEE:AE4F9」といつものようにおちゃらけて言えばいいじゃないか。

ああ、行きたかったのだ、東伏見の「いごっそう」。

じゃ「いごっそう」ね。

あー、でもやっぱりニンニクはEE:AE5B1

ダメだよ、恥ずかしいよ、解散してからみんなで「臭かった」とか言われたら嫌だよ。

「いごっそう」、却下。

もうずっとパソコン画面を見てあれこれ考えていたので、頭が痛くなってきた。

疲れた・・・・・。

もう何でもいい。

しかしこの「何でもいい」は何でもいい訳ではないのであるEE:AEB64

結局近所の新しい店に決めた。

まぁ二日酔い時に温存していただけで、早く行きたかった店なのだ。

6月に開店した店だが、行ってみたら、

閉店していたEE:AEB64

半年も経っていないのに閉店とは。

車はもうコインパーキングに停めてしまった。

そのまま駅前をブラブラしてラーメン屋を探してみたが、見つかったのはあっさり系のものばかりであり、私たちの好みの対極にあるものであった。

何でもいい訳ではないのだ。

私たちは100円払って車を出し、そこから近いもう1軒の新店に向かった。

これでもう、気力も体力も使い果たしてしまったのだ。

飲み会に備えて、備えなくてもだが、寝る事にしたのである。

そろそろ準備をしなくてはならない。

とりあえず、生きて帰っては来たい。