ハッピーに生きるには、少しコツがいる。
簡単なことだ。
大らかに生きていればいいと、私は考えている。
しかしそれで一生ハッピーでいられるかというと、もちろんそんなに甘くはない。
酷い日もある。
落ち込む日もある。
人間は、成長しなくてはいけない生き物なのである。
そのように作られたのに、一生大らかに構えて能天気に暮らせば、ある日そんな日がやってくるのである。
成長するには反省が必要だ。
反省するには落ち込む必要があるのだ。
逃げる事もできる。
人のせいにしたり、なかったことにしたりすればいい。
しかしきっと私は何かを失うだろうし、それはまた私の身の上に起こる事になるだろう。
この重みを罰として受ける。
二度と繰り返さないように、この重みを忘れてはいけない。
だけど明日は今日よりも楽になっているだろうし、しかるべき時が経てばまた、私はノホホンと暮らしているだろう。重みの記憶を残して。
私はまたひとつ、歳を取る。
いつかそんな自分を愛せる日が来たらいいなと思う。
サンタイザベル・ぽ子、まだまだ発展途上EE:AE4F3