多摩組のスタンプラリーでTシャツをもらえるはずだったのが、数が足りなくて後で取りに行く事になっていたのだ。
クリアした12店の中から取りに行く店を選ぶように言われたので、一番近いここにしたのだ。
駐車場は2台分しかないので、壮絶な取り合いバトルである。
私たちがそこに到着したまさにその時、目の前で残りの1台がうまってしまった。
私たちの前を走っていた車である。
駐車場を取り損なったのも悔しいが、数秒の差で私たちの前に4人入ってしまったのもイタい。
さてじゃあどうするかという事になったが、とりあえず駐車場の真横に車をつけて空くのを待つ事にした。
しかしすぐにまた車が入ってきて、その車は駐車場の中で「待ち」を決め込んだ。
これでは空いても彼らに先に入られてしまう。
なので、ちょっとズルをしました。
ズルなので書けません。スミマセン。
中も満席にリーチがかかっていた。
いつもはカーテンで仕切ってあった向こう側も使っており、その一番奥に通された。
広いテーブル席が空いたところでそこに移してくれたのが、嬉しい。
とにかくよく気が付き、気持ちの良い接客である。
「燕三条系つけ麺」を、ゆで野菜トッピングで。
ちなみにゆで野菜トッピングは食券がなかったようだが、食券を出した時に聞いてくれる。
まぁいつもこれを頼んでいるので今さら改めて書くこともないが、相変らずクオリティの高い1杯である。
ツルツルの極太麺は、コシがありながらも滑らかな食感で、優しさと強さを併せ持っている。
強いつけ汁をしっかり受けて、負けてはいない。
つけ汁、スンバラシイ。
背脂で真っ白な表面だが、箸を突っ込んでみると中から黒いスープが覗く。
濃い目のインパクトのあるものだが、魚介(ニボ?)の強烈なベースがそれを支えて深みを出している。
そこへ背脂のまろやかさが加わり、複雑なハーモニーを醸し出す。
つけ汁には様々なアイテムが沈んでいる。
麺を浸ける度に色々絡んできて楽しめるが、それぞれがとても完成度の高いもので、噛む度に「おお(泣)」となる。
大ぶりのメンマはシコシコとした歯ごたえで、しっかりとした味付けのされたものだ。
チャーシューもまた濃い目にしっかり味付けされていて、とても柔らかいのでホロホロに崩れて麺に絡む。
柚子やタマネギの破片が爽やかさを添える。
かなり強烈なインパクトのつけ汁で、ともすれば飽きやすくなりがちなところだが、そこで別料金で頼んだ「ゆで野菜」が映える。
まぁキャベツだ。
このジューシーでほんのり甘みのあるゆでキャベツが、つけ汁の強さを和らげる。
それでほとんど全部食べてしまったが、ハッそうだ、今日こそ唐辛子を入れてみたかったのだ。
これも相性が良かったが、あまりにもそのままで美味しいのでなかなか入れるタイミングがないのが実情だ。
褒め過ぎのようだが、本当に美味しかった。素直な感想である。
ぽ子評価評価は、もちろんオール5です!!
「燕三条系つけ麺」+ゆで野菜(50円)