人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

マグノリア@東久留米

ぽ子の生まれ育った東久留米は滝山の商店街の中にできた、洋食屋さんである。

団地の住民の高齢化によって商店街も活気を失くしつつあった。

いくつもの店舗が姿を消しては新しく生まれ変わるが、あまり長くは続かないのが現状のようだ。

そんな中でできた洋食屋さんだ。

年寄りばかりのこの街でどんなものかと思ったが、500円のランチがあるというので行くチャンスがやってきた。

土曜日の昼だ。

入ってみると先にはひとりしか客はいなかった。

思ったより中は広い。小奇麗な街のレストラン。

スタッフはご夫婦だろうか。

人の良さそうな二人だけである。

メニューはたくさんあったが、目当ての500円のランチを。

おまかせの日替わりである。

大きな弁当箱に入って来た。

というとショボい響きだが、500円とは思えないランチである。

メインは白身魚のフライ。

見た目には冷凍かと思うような普通のフライだが、食べてみると手作り感のある美味しいものだ。

クリームで和えたような柔らかさ、サクサクの衣。

その隣の赤い肉は、見ただけでは正体がわからなかった。

食べてみるとそれは冷やしてあったので、オードブル的なものか。

こちらもエスニックで複雑な味付けで、見た目以上に手の込んだもののようだ。

量もタップリあり、満足。

付け合わせに緑の胡麻和え(ほうれん草??)、かぼちゃとこんにゃくの煮物。

これだけの種類が500円の弁当箱に入っているのだ。

しかもどれも手作り感があり、とてもおいしい。

ライスが男性にはちょっと少ないようだが、+100円で大盛りにできる。

それでも600円なのだ。

それでこの内容なら文句はないだろう。

とても美味しかったので、ランチ以外のものも食べてみたくなった。

メニューを見るとどれも700~800円でライスがついている。

また来ようと思う。

場所柄、地元の人しか来れない感じなのが惜しい。

ぽ子評価です。5段階で、

味:「4」

量:「3」

価格:「5」

総評:5に近い「4」

「日替わりランチスペシャル」 500円

滝山中央名店会