人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

庶民のカレー

お騒がせ致しましたが、すっかり元気になりました。

すごいくしゃみが出るから花粉症の名残かと思ったが、今日はクシャンとも言わなかった。

どっちにしろもう終わったようである。

なのでカレー・ウォーキングである。

まぁ別に風邪を引いても、目的地までの交通手段が違うだけでカレーは食べるから、「なので」でもないのだが。

痩せてる暇がないな。多忙である。

だからって訳でもないが、徒歩を取り入れてのんびり目的地に向かった。

駅近くの空き地を見ては「ここにカレー屋かラーメン屋ができないかなぁ」と言い、電車を待つ間には駅の中のそば屋のメニューをチェックし、降りた駅では駅前の食べ物屋のメニューをいちいち確認し、肉屋では揚げ物を買い込んだ。

着いた先は洒落た洋食屋である。

「駅から歩いてきました~~!!って言ってね。」

「言うかよー。つか普通だろ、最寄り駅から来たんだから。」

何度か来た事があるので難しいことを考えずに店に入ったが、だんだんと思い出してきた・・・。

ここは「ちゃんとした洋食屋さん」であった。

ヘラヘラ笑いながらワインのテイスティングをしたのは何年前の事だったか。

ドレスコードがあるほどではないが、ダンナは「こんなバックパッカーみたいみたいな格好で・・・ハハハ。」と苦笑いした。

リュックまでしょっていたし、「駅から歩いてきたなんて言わないで良かったねぇ。」とシャレにならないシャレを言ったことを悔いた。

ゼバスチャンに送ってきてもらったような顔をしなくては。

で、注文はカレーである、ふたりとも。カレーライス。

「フォークとスプーンが7つもあるよ・・・。」

しかし、

「5つ持ってかれちゃった、ハハハ。」

庶民の味方・カレーライスである。

そして、食事中にちょっとしたトラブルがあり、偉そうな人(態度がでかい人ではなく、ポジションが高いところにありそうな人である。トラブル起こしてでかい態度なんぞ取られたら、ここで逐一暴露している。覚悟しいや。)が出てきて頭を下げ、新しく作り直してきてくれた。

ラッキーといえばラッキーだが、私達は3時に現れて、ナイフひとつフォークひとつしか使わない(厳密にはフォークすら使わなかった)カレーライスを頼んだ、しがないバックパッカーである。

もしかしたらわざとトラブルを起こしてもう1杯を狙ったと思われてるんじゃないかと思うと、気が気じゃなかった。

お陰で今回も腹一杯である。

これからカレーを食べるために必ず何かが起こり、苦しくなるまで食わされる運命にあるのだろうか。

想像すると笑えるが。

さすがに帰りはお腹が一杯だったので食べ物には誘惑されなかったが、代わりにまた花を買ってしまった。

毎週花を買っている事態は笑えない。

で、買って帰ったカツを食べながら飲んでいる。

あれ?

ゴールデンウィーク入ってから、飲まなかった日はあったっけかな?

まぁいいや、休肝日は週明けてからである。