カレーの有名店である。
かなり古くからある店らしい。
ずいぶん昔に読んだ大槻ケンヂのエッセイにこの店が出てきたが、その時の印象だと寂れた場末のカレー屋だったのだが。
綺麗な店である。
3時に閉店だが、私達の入った2時半以降にもどんどん客が入ってきて、満席だ。
カレーのメニューは「ムルギーカレー」か「玉子入りムルギーカレー」だけである。
50円しか違わないので、玉子入りを注文する。
「ムルギー盛り」と言われる、エベレストのように高く盛り付けられたライスの麓に、黒いカレーと輪切りのゆで卵。
かつて見た事がないカレーである。
ちなみに山は富士山でも高尾山でも構わない。まぁ高いのだ。
カレーはひき肉が入ってボロボロとした食感だ。
ドライカレーに近いか。
辛さは穏やかで、深みとコクがある。
ゆで卵がほんのり甘く感じられ、カレーに良く合っている。
店の看板にインドと書いてあったが、スパイスのクセなどなく、どちらかというと洋食屋さんのカレーといった感じだ。
マイルドで食べやすい。
しかし一言、言いたい。
コストパフォーマンスが悪く感じる。
玉子入りムルギーで1050円だが、それだけなら文句はない。
HUGEのカレーだってプーさんのカレーだって、1000円以上する。
うまいものには金がかかるのだ。
しかし、ご飯に対してカレーが少ないのだ。
で、おかわりカレーがあるのだが、これが600円。
そして、おかわりを誘うような1杯目である。
持ち帰りは2人分1400円から、ソースのみ。
容器は300円。
どんな容器なんだよー!!
そんなんで、高くはなくても高く感じてしまったぽ子である。
ぽ子評価です。5段階で、
味:もっとハードなのが好き。「3」。
量:バランスが悪い。「3」。
価格:高いのか?「3」。
総評:味の好みの違いが大きく、「3」。
「玉子入りムルギーカレー」 1050円
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