最近できた二郎インスパイヤの店らしいが、ちょっと話題になっている店である。
なぜかというとこの店、道路をはさんで二郎の目の前に出店したからである。
そういうことをする是非はともかく、味の方は結構評判がいいのでぜひ食べてみたくなった。
私の中では二郎よりも、むしろインスパイヤの方が「どこまでやってくれるのか?」的に興味があるのだ。
二郎は休みで、向いのこの用心棒は営業していた。
席はほとんど埋まっていて、私達が食べている間には行列ができた。
これが純粋な行列なのか、二郎が休みで流れてきたのかはわからないが。
「ラーメン」をニンニク、アブラで。
トッピングのコールも二郎そのままである。
知っていたから驚きはしなかったが、やはり凄い盛りである。
チャーシューは1枚だが、2センチあるんじゃないかと思うほどの厚みである。
さてと、どうやって食べるか・・・。
野菜だけとか麺だけで食べたくはないのだ。
できれば野菜と麺を一緒に口に入れたいのだが、野菜に埋もれた麺が、上の重みでビクともしないのだ。
何とか野菜を少しよけて(崩れそうなので大変だった)、その下から麺を出し、野菜と一緒に食べる。
それでも野菜が重いので麺がなかなか出て来ない。
そんな格闘をしていたら時間がかかってしまい、結果、苦しくなって食べ切れなかった。
こんな事は初めてであり、屈辱だ。
残った分はダンナのお腹に入ったが。
チャーシューは脂がたっぷり入って柔らかくジューシーで、絶品だった。
インスパイヤ・亜流含めて一番美味しかったと言いたいぐらいだ。
ただ情報では当たりハズレがあるようなので、たまたま当たっただけかもしれないが。
てんこ盛りの野菜はモヤシが多いが、シャキシャキでフレッシュな感じがこってりしたスープに良く合っている。
食べても食べても減らないが、多くて持て余すことはない。
麺は浅草開花楼と言われているようだが、その名に恥じぬコシの強い極太い麺だ。
時間をかけて食べても全く伸びる気配がない。
ギュッギュッと噛みしめて食べる。
多くの人が絶賛しているスープは乳化したまろやかなタイプ。
ほのかに甘いが濃い目の味付けなので、インパクトは充分。
私はサラッとしたスープはあまり好きじゃないので、これはド・ストライクである。
ニンニクはすりおろしに近い細かいみじん切り。
増した脂はどこにあったのかわからなかったが、不満はない。
とても美味しかったのだ。
味に飽きたら卓上のこしょうや唐辛子を入れるつもりでいたのだが、おいしいので入れないまま終わってしまった。
ウン、美味しかった。
私は別に「二郎」というブランドにこだわらないので、単純においしかったからまた来たいと思った。
ぽ子評価です。5段階でオール5でっす!!
「ラーメン」ニンニク、アブラ