人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

SAW5

もう続きが出ても観たくない、と言って観終わった前作。

しかし、借りてきてしまったものは、観る。

目の前にあの恐怖がぶら下がっているのだ。

またしても好奇心が勝ってしまった。

           

  監督:デイヴィッド・ハックル

  キャスト:コスタス・マンディラー 、スコット・パターソン

ジグソウが死に、恐ろしいゲームはもう終ったのだと安堵していたFBIだったが・・・。

九死に一生を得て何とか助かったストラム捜査官だったが、彼はヒーローとしてやはり生き残ったホフマン刑事を疑い始める。

ジグソウは死んだ。

しかし後継者がいるはずだ。

ストラムはジグソウが残した警告も聞かずに、どんどんと深部に踏み込んでいく。

一方、ジグソウ亡き後も新しいゲームが始まっていた。

首を鎖に繋がれた5人。

鎖を引かれれば、待ち受けている鋭い刃で首が飛ぶ仕組みである。

そこを出るには「本能に従わず、その逆の行動を取れ」という。

果たしてこのゲームに残れるのは・・・。

相変らずのグロだが、今回の装置はこれまでのようにジグソウの伝えたい「意味」が込められてないように見えた。

それゆえに単に血を見るだけの装置となってしまって残念、と思いきや、やはりそんな事は無かった。

彼らは試されていたのだ。

そこに気付いた時の気持ちは、さすがはジグソウ、あっぱれ!!ぐらいなものだ。

意味があってからこそ、あの酷い装置が生きるのだ。

しかしこれまでのあらすじをほとんど忘れてしまっていたために、ストーリー的にはかなり混乱した。

しっかりおさらいをしてから挑まないと、ただの首チョンパ映画になりかねない。

そんなんで今回のオススメ度は「ちゃんと理解していない」という前提であり、ちゃんと理解した場合は星の数の増減があるかもしれない。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆ 分かりにくい、グロい

ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 相変らずエグい!