この手のゲームには「ブラボーミュージック」というもっとメジャーなヤツがあるのだが、安いので買った。
中古で500円しなかったと思う。
Ⅰにあたる前作をコントローラー込みでやはり安く買っていたので、迷いはなかった。
ジャンルは音ゲーになるのか?
クラシックの曲に合わせて、付属コントローラーの指揮棒を振るのだ。
正確に言えばこちらが指揮をしてついて来させるのだが。
テンポと音量をコントロールするのが私たちの仕事だ。
指揮棒の縦の振り幅で音量、振るテンポがそのままテンポになる。
「ここを目標に」のテンポと音量があるが、それから離れるにつれて評価がマイナスになり、最終的には曲の途中でもブーイングの中、終ってしまう。
晴れて完奏すればS~Eの評価が下され、曲が増える。
その繰り返しだが、前作は全曲クリアしていないので、その先に特典があってもわからない。
そんなまま買ったⅡを今日、やってみた。
指揮棒を振るだけの単純なゲームだが、これが酔ってるとムッチャ面白い。
クラシック好きじゃないとつまらないと思うが、好きなら「買い」だろう。
しかも酒飲みならこの単純なゲームを酔った勢いでもっと楽しめるはずだ。
ただ、ゲームとしての完成度には期待しない方がいい。
Ⅱになったからどうだという事はなかった。
多少変わった点はあるが、良くなったわけではない。
あくまでもゲームではなく、「クラシックをゲームで、そんな形で楽しみたい」という人向けだ。
そういう人間のひとりだが、私は楽しんだ。
テンポやボリュームのゲージを気にすると振り回される。
自分がこのオーケストラを引っ張っていくんだと思うと快感だ。
繰り返すが、酔っ払いのお供には最適である。
今日は「蝶々婦人」まで進んだ。
ここまでの感想は、やはりテンポの遅くて音量の低い曲は難しかった、というところか。
次はいつになるか分からないが、飲まなきゃやらないだろうなぁ。