吉原の花魁を観て、次は舞妓さんである。
監督:水田伸生
キャスト:阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織
中学校の修学旅行で舞妓さんを一目見てからというもの、鬼塚はすっかり虜になってしまった。
彼女らと戯れる夢を捨てきれないまま大人になった彼だが、ある日、京都に転勤が決まり、チャンスが巡ってくる。
付き合っていた彼女をあっさりと捨て、希望を胸に京都に赴くが、実際に足を運んでみると、お茶屋はどこも「一見さんお断り」であった。
かと言って彼を紹介してくれるような人物のアテもなく途方に暮れていたが、ある時、彼が運営する舞妓オタクのHPに載せた写真に、自分の会社の社長を見つけてしまう。
もうこれしかない。
鬼塚は会った事もない社長に取り入って、一緒にお茶屋へ連れて行ってもらおうと決心する。
いやぁ笑ったッ!!
完全なコメディだが、面白いだけではない。もうマンガである。
阿部サダヲ演じる鬼塚のコミカルな動き、あり得ない展開。
しかし不自然さはなく、まるでコミックのページをめくる様に楽しんだ。
突拍子もない展開だが、それに違和感がないのはそういうものだと割り切れるからかもしれない。
それほどムチャクチャなのだ。
わざとらしいとかであまり良い評価をしない人も多いが、私は好きだ。面白かった。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 爆笑!阿部サダナイス!
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ ギャグセン高すぎ!