人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

シャボン玉

まぁ良く食べた。

ラーメン食べに行って、家でビッグマックとマックラップとポテトと刺身をつまみに飲んだ。昨日の事だけど。

今日起きたらまたお腹が空いてて、カップラーメンを食べた。

昼からの仕事から帰ると、娘ぶー子が残したパンを食べながら猫のトイレ掃除だ。

さっきも書いたが、もう私は毎日エルのウンコ掃除ばっかりしているのだ。ちなみにこれは今日3度目のウンコ拾いで、オシッコ拭きは朝1回やった。

しかし発情期Ⅲシーズン4に入った影響か頻尿ぎみで、ペットシーツの交換も大変である。

まぁつまりもうぽ子はウンコやオシッコぐらいではビクともしない、パン食べながらトイレ掃除ぐらい屁でもねぇ。

しかし今日は、私だってトイレに駆け込みたいぐらいに我慢をしていたのだ。

会社のトイレは苦手なのでつい家まで我慢してしまうのだが、家に着いてみると、エルがソワソワと何だか落ち着かない。

これは目を離すと危ないぞ。

エルが腰を落としたら、すぐさまあの新しいトイレ、「おまるdeキャット」に連れて行くのだ。目が離せない。

案の定エルはあっちの角、こっちの隅でしゃがもうとしたが、そうは行くか、この脱糞天使。

私はその都度「おまるdeトイレット」に連れて行くが、すぐに出てしまう。

10分でも20分でも、エルが中味を出すまでここに押さえつけてやりたかったが、それはダメよ、このトイレとエルの間に悪い思い出を作ってはいけないの。

使用前にこのトイレを嫌いになってしまったら、もう後がない。

コイツに賭けているのだ。

なので私は辛抱強く、何度かに分けて連れて行ったのだが、無駄であった。

発情期Ⅲシーズン4でエルはまた吠えまくっているが、突然その声が消えた。

ん?どうした急に。

見渡すが、姿が見えない。

嫌な予感がして部屋中探し回ると、カーテンの陰からウンチングポーズで出てきた。

GOD、間に合うか!!

私はエルのお尻を持ち上げるようにヒョイと抱えて「おまるdeキャット」に走ったが、上を向いたお尻からシャボン玉のようにムクムクとヤツが出てくる。

ありゃ~、出てる出てる、丸見えです~、天使のお尻からシャボン玉!!

結局「おまるdeキャット」にたどり着くまでに3個ほど落し物をして、トイレにはその余韻程度にコロリと落ちた。

ハァハァ・・・。意味があったんだろうか、今の。

敗北感だが、これでやっと安心して私もトイレに行ける。

今夜は家ラーメンである。

ご飯は明日から作りますです。