通販の有名ラーメン店のラーメンを晩ご飯に出すと「・・・えぇっ・・・。ボソッ」と不満そうな娘ぶー子は、ダンナが買ってきた玉こんにゃくともずくを「うまい、うまい」と食べていた。・・・屈辱。
ラーメン食べて飲まずに寝たが、やはり寝つきが悪い。
しかしいい加減寝つきが悪いのにも慣れてきたので、2時でも3時でもかかってこい、と大らかな気持ちで布団に入っている事ができた。
フン、どうせ木曜あたりにガクッと眠くなるさ。飲んだら知らんけど。
朝起きたらウンコだ。
もうね、この仔は障害があるんです。
肩に乗れば食べ物がもらえることは知ってるんだけど、どうしてもトイレの場所が覚えられない障害があるんです。
以前呼吸困難に陥った時に脳の海馬の一部がですね(泣)
ちなみに先に書いてしまうが、仕事から帰るとウンコであった。
「ちょっとさぁ、一緒にやる気ない??」
ぶー子の片手には、「艶黒」と書かれたスプレーが握られている。
髪の色が校則にひっかかったので、黒くして行かなくてはならないらしいのだ。
しかしこんなところでやられたら、何が黒くなるかわかったもんじゃない。
外でやれと行ったら素直に従ったが、本人はグリーンのカーディガンに制服姿だ。
「そんな格好でやったら汚れる!!」と言ったら、「おっ、これなら汚れても目立たない、ちょうどいい。」と制服の濃紺のブレザーを羽織った。
バカヤロー、もうお前、表に出ろっっ!!声裏返りそうである。
捨てるつもりだったボロを肩に掛けさせ、私がシューッと吹いて行った。
シューッ。
シューッ。
これ・・・、もしかして、これは・・・。
「結構おもしろいでしょ。」
ぶー子が顔を上げる。
図星である。
途中で斜め向かいの中学生と思しき少年と隣の親子が出てきたが、夢中で吹いていた。
「ちょっとこれ高いんだから、そんなに使わないでよ。」
このスプレーがある限り、髪を染め直さないつもりなのか。
使い切ってやればよかった。
ぶー子がでかけるとやっとここで洗濯である。
洗濯など、洗剤入れてスイッチ入れるだけでいいのだ。これまでにチャンスはたくさんあったのだが
あまり早く始めてしまうと、ちょうどゲームをやろうと思った頃にできあがってしまうのだ。
それはちょっと忌々しいので、洗濯機のスイッチを入れてからゲームにとりかかる。
昼ご飯は、ダンナとぶー子の食べ残しの雑炊を合体して食べた。
仕事から帰ると、残っていた惣菜パンの中身だけ食べた。
久しぶりにまともな晩ご飯を作ったが、誰も帰ってこない。
ゲームをするか創価学会のDVDを見るか。
そんなの決まってるじゃんね。