人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

つまらない1日だったなぁ

通販の有名ラーメン店のラーメンを晩ご飯に出すと「・・・えぇっ・・・。ボソッ」と不満そうな娘ぶー子は、ダンナが買ってきた玉こんにゃくともずくを「うまい、うまい」と食べていた。・・・屈辱。

ラーメン食べて飲まずに寝たが、やはり寝つきが悪い。

しかしいい加減寝つきが悪いのにも慣れてきたので、2時でも3時でもかかってこい、と大らかな気持ちで布団に入っている事ができた。

フン、どうせ木曜あたりにガクッと眠くなるさ。飲んだら知らんけど。

朝起きたらウンコだ。

もうね、この仔は障害があるんです。

肩に乗れば食べ物がもらえることは知ってるんだけど、どうしてもトイレの場所が覚えられない障害があるんです。

以前呼吸困難に陥った時に脳の海馬の一部がですね(泣)

ちなみに先に書いてしまうが、仕事から帰るとウンコであった。

「ちょっとさぁ、一緒にやる気ない??」

ぶー子の片手には、「艶黒」と書かれたスプレーが握られている。

髪の色が校則にひっかかったので、黒くして行かなくてはならないらしいのだ。

しかしこんなところでやられたら、何が黒くなるかわかったもんじゃない。

外でやれと行ったら素直に従ったが、本人はグリーンのカーディガンに制服姿だ。

「そんな格好でやったら汚れる!!」と言ったら、「おっ、これなら汚れても目立たない、ちょうどいい。」と制服の濃紺のブレザーを羽織った。

バカヤロー、もうお前、表に出ろっっ!!声裏返りそうである。

捨てるつもりだったボロを肩に掛けさせ、私がシューッと吹いて行った。

シューッ。

シューッ。

これ・・・、もしかして、これは・・・。

「結構おもしろいでしょ。」

ぶー子が顔を上げる。

図星である。

途中で斜め向かいの中学生と思しき少年と隣の親子が出てきたが、夢中で吹いていた。

「ちょっとこれ高いんだから、そんなに使わないでよ。」

このスプレーがある限り、髪を染め直さないつもりなのか。

使い切ってやればよかった。

ぶー子がでかけるとやっとここで洗濯である。

洗濯など、洗剤入れてスイッチ入れるだけでいいのだ。これまでにチャンスはたくさんあったのだが

あまり早く始めてしまうと、ちょうどゲームをやろうと思った頃にできあがってしまうのだ。

それはちょっと忌々しいので、洗濯機のスイッチを入れてからゲームにとりかかる。

昼ご飯は、ダンナとぶー子の食べ残しの雑炊を合体して食べた。

仕事から帰ると、残っていた惣菜パンの中身だけ食べた。

久しぶりにまともな晩ご飯を作ったが、誰も帰ってこない。

ゲームをするか創価学会のDVDを見るか。

そんなの決まってるじゃんね。