こうも気分が悪いのも久しぶりだ。
どうも週末に羽目を外すほどひどいようだ。
起きて朝ご飯を作り、また布団に戻る。
目覚ましを9時半にセットしたが、それより早く目は覚めた。
しかし例の「ブッ殺コール」で布団から出られない。
あぁ、生きて行くのは本当に辛いのだ。
私には到底普通の人間のような生活はできない。
起きれば秩序立った世界が待っている。
皿は洗わなければたまる。
ゴミを捨てなければ臭う。
洗濯しないと着る物がなくなる。
仕事をしないと生活できない。
地獄だ、地獄。
なぜ皆、普通の顔してやってのけるのだろう?
私は結婚したためギリギリの生活を保っているが、これがひとりだったらゴミ屋敷だろう。
親に家を追い出されなかったらひきこもりになっていたかもしれない。
それともアル中か?
しかし家を出て何とか生活はしているが、これは私の偽の姿だ。
本来の私はだらしなく何も出来ない、肝臓の発達したナメクジである。
かなり無理をしている。
無理をしないと生活が成り立たないからだ。
無理をしていると言うとずいぶん頑張っているようだが、もうあちこちほころびて来ている。
ダンナは観念して、できる事は自分でやってしまうようになった。
それはそれで助かるのだが、それはそれで精神的に辛い。
だったら私がやるしかないのだ。
月曜日だ。1週間が始まる。
布団の中の私に容赦ない批判が浴びせられる。
「アンタ一体何やってんの?」
「ひっどい週末だったねぇ、先週も。」
「どうすんの?もう部屋も関係もグチャグチャだよ。」
「アンタ、ここにいるの間違ってるんじゃない?」
「それブッ殺すぞ!!」
「ブッ殺すっ!!」
結局11時までこのうるさい声を聞いていた。
最悪じゃ。今日は一段と盛り上がってくれた。
しかし観念して体を起こし、顔を洗ってコーヒーを飲むとスッキリする。
なんだ、早く起きれば良かった、といつも思うのであった。
やっぱり胸張って生きていけるような生活しないと、色んな形で報いがきます、ハイ。
やっと月曜日が終わります。
明日から頑張るよ。