人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

昨日のこと、おとといのこと ~昨日編~

正月休みの最終日だ。

・・・と言う事は翌日仕事だから早く飲み始めなくてはならない。

昼にラーメン食べに行ったらつまみを買って帰り宴会だ。

しかし、ラーメンを汁まで完食した後につまみの買い出しはキツい。

何を見ても食べる気にならず、帰ろうとして思い出した。

花だ、花!!

元気勇気の墓前に供えてる花がもうすっかりグッタリしていて、年末からずっと「買わなくては」と思っていたのだ。

結局毎日買い忘れ、毎日「ごめんなさい、明日買ってきます。」と手を合わせていたのだった。

しかし、花まで正月料金になってやがる。

かすみそうにバラ1本で600円とか、あぁごめんよ元気勇気、私は貧乏の上、ケチ。

しかしもうこれ以上延ばせないので、違うスーパーに寄っていく。

少々高かったが綺麗なバラがあったのでカゴに入れた。

そこで帰りゃいいのに、いちいち店内を見て回ってしまう。そして出会ってしまう、半額シール・・・。

「この半額らを今回の宴の供に・・・。」

買ったのは1個400円(が半額)のオードブル2つ、600円(が半額)の輸入チーズ。

どちらも半額でも我が家には高級品だが、「半額」と書いてあるとどうもつい安くなってる感があり買ってしまう。

あ、そういえば1軒目で手巻き寿司買ったんだった!!

しまった忘れてた、まだ食べてなかった。

もうサッポロ一番みそラーメン食べちゃったよ、くそっ。

まぁとにかく。

やっと花を買って家に帰って酒だ。

またしても「ガキの使い」だ。

ダンナが途中で寝てしまうため、なかなか先に進まないのだ。

ガキの使いがやっと終わり、特にやりたい事もなかったから

そのままビデオをつけっぱなしておいた。

そのあと始まったのはかなり古い「さんまのからくりTV」だ。

もう最後の方で終ってしまったが、どうもビデオテープも方も終わりに近いようで

その後の録画も細切れの残りカスばかりだった。

しかし、どうやらそれは1993年頃のもので、CMだけでも見ごたえがあった。

そして、アイルトン・セナ急逝のための特番、電波少年など懐かしいものばかりで

すっかり酔ってしまった。

「スタジオ行こう。」

これが出たら泥酔のサインだ。

始めの頃こそダンナも抗っていたが、それも無駄と学習し、かったるそうにスタジオに入る。

ボウイとビートルズだ。他にはない。年をとるとはこういう事だ。

あとはもうデロンデロンのベロンベロンだ。

娘ぶー子が友達を泊めたいと言ってきたが、そこで私は化粧を直し、鼻から口にかけて鼻血ブー状に赤い口紅を引きその子を迎えた。

「あたいは『村山の鷹』って呼ばれてたんだけど、アンタは何よ。」と詰め寄り、その場でぶー子に「村山のチャーシュー」と名付けた。

「この鼻血について突っ込んでくれ、このままじゃ情けないじゃんか。」と言うと、

「本当に気が付いてなかったら悪くて言えませんでした。」と彼女は言った。

朝ご飯にと賞味期限の切れたパンを、賞味期限をわざわざ確認させてから出してやったりしたが、

ぶー子の連れてきたその友達は、すっごい美人であった。自分がますます低俗な人間に感じられた。

どうやら昨日の書き込みによると、9時40分でダウンしたのだろう。

早く寝れて良かった。