正月休みの最終日だ。
・・・と言う事は翌日仕事だから早く飲み始めなくてはならない。
昼にラーメン食べに行ったらつまみを買って帰り宴会だ。
しかし、ラーメンを汁まで完食した後につまみの買い出しはキツい。
何を見ても食べる気にならず、帰ろうとして思い出した。
花だ、花!!
元気勇気の墓前に供えてる花がもうすっかりグッタリしていて、年末からずっと「買わなくては」と思っていたのだ。
結局毎日買い忘れ、毎日「ごめんなさい、明日買ってきます。」と手を合わせていたのだった。
しかし、花まで正月料金になってやがる。
かすみそうにバラ1本で600円とか、あぁごめんよ元気勇気、私は貧乏の上、ケチ。
しかしもうこれ以上延ばせないので、違うスーパーに寄っていく。
少々高かったが綺麗なバラがあったのでカゴに入れた。
そこで帰りゃいいのに、いちいち店内を見て回ってしまう。そして出会ってしまう、半額シール・・・。
「この半額らを今回の宴の供に・・・。」
買ったのは1個400円(が半額)のオードブル2つ、600円(が半額)の輸入チーズ。
どちらも半額でも我が家には高級品だが、「半額」と書いてあるとどうもつい安くなってる感があり買ってしまう。
あ、そういえば1軒目で手巻き寿司買ったんだった!!
しまった忘れてた、まだ食べてなかった。
もうサッポロ一番みそラーメン食べちゃったよ、くそっ。
まぁとにかく。
やっと花を買って家に帰って酒だ。
またしても「ガキの使い」だ。
ダンナが途中で寝てしまうため、なかなか先に進まないのだ。
ガキの使いがやっと終わり、特にやりたい事もなかったから
そのままビデオをつけっぱなしておいた。
そのあと始まったのはかなり古い「さんまのからくりTV」だ。
もう最後の方で終ってしまったが、どうもビデオテープも方も終わりに近いようで
その後の録画も細切れの残りカスばかりだった。
しかし、どうやらそれは1993年頃のもので、CMだけでも見ごたえがあった。
そして、アイルトン・セナ急逝のための特番、電波少年など懐かしいものばかりで
すっかり酔ってしまった。
「スタジオ行こう。」
これが出たら泥酔のサインだ。
始めの頃こそダンナも抗っていたが、それも無駄と学習し、かったるそうにスタジオに入る。
ボウイとビートルズだ。他にはない。年をとるとはこういう事だ。
あとはもうデロンデロンのベロンベロンだ。
娘ぶー子が友達を泊めたいと言ってきたが、そこで私は化粧を直し、鼻から口にかけて鼻血ブー状に赤い口紅を引きその子を迎えた。
「あたいは『村山の鷹』って呼ばれてたんだけど、アンタは何よ。」と詰め寄り、その場でぶー子に「村山のチャーシュー」と名付けた。
「この鼻血について突っ込んでくれ、このままじゃ情けないじゃんか。」と言うと、
「本当に気が付いてなかったら悪くて言えませんでした。」と彼女は言った。
朝ご飯にと賞味期限の切れたパンを、賞味期限をわざわざ確認させてから出してやったりしたが、
ぶー子の連れてきたその友達は、すっごい美人であった。自分がますます低俗な人間に感じられた。
どうやら昨日の書き込みによると、9時40分でダウンしたのだろう。
早く寝れて良かった。