お腹を壊し、夜中に何度が目が覚めてトイレに行く。
原因は分からない。
翌日になってもおさまらず、お尻はヒリヒリじゃ。
今思えば、これは警告だったのだ。
こういうのを「体調不良」という。その自覚を持つべきであった。
その昼に、ラーメンを食べた。
すぐに蕁麻疹が現れ、今回はいやに早いなとは思ったが、あっという間に全身に広がり、かきむしる羽目に。車で良かった。
発症の早さ、発症範囲、かゆみの強さ。どれをとっても最大級であった。蕁麻疹の薬を飲むが、一向に効いて来る気配はない。
やがて視界がおかしくなってくる。眩しい。だんだん白くなり、ものの輪郭がなくなっていく。動悸が早くなるにつれて、呼吸も早く大きくなる。怖い。ちょっとこれ、ヤバくない!?
病院へ、これは救急になるんか??そこから近い総合病院へ行き、とにかく受付に行って!!とダンナに頼む。
車で待つ間にもどんどん症状は悪化していき、もう何も見えない。苦しい。
死ぬのかな・・・。
これで終わるとしても、何も残せない。ありがとうもさよならも。それどこじゃねーよ、死にそう、もうそれだけだ。
は、早く、まじで死ぬ。手さぐりで手提げからスマホを出すが、何も見えないのだ。何も押せん。絶望。まじで死ぬのか・・・・・・。
ここがピークで、ダンナが看護師さんと現れた頃には少し楽になっていた。ということは、ここからは良くなっていくはずである。何だか申し訳ない。
しかし下痢も救急も、動き出したら止められないのだ。
車椅子で救急室へと運ばれる・・・。
「えー、そもそも論ね、具合悪い時にラーメンなんか食べちゃダメでしょ!!!」
怒られました(笑)
「なんでアレルギーあるのにラーメン食べるかな!?」看護師さんがブツブツ言っている。
いや、こんなにひどいことは初めてで、いつもは大丈夫なんです、と言うと、「死んじゃうよ!」と一喝。
まとめ。
・ちゃんとしたアレルギー検査をして、対処をしてくれるかかりつけをもつ。
・迷わずすぐに救急車。
・薬は抗ヒスタミン。緊急はエピペン。
・体調の悪い時に、ラーメン食べない!
お風呂やお酒も引き金になるらしいので、今後の「飲みシメの1杯」はおにぎりに変えることにします・・・・・・。