人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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マンダレイ

ドッグヴィルの続編、今回も舞台セットでの作品。独特な表現は健在。キャストは変わった。

   

  監督:ラース・フォン・トリアー

  キャスト:ブライス・ダラス・ハワード、イザック・ド・バンコレ

新たな定住の地を求めてさまよっていた、グレースファミリー。

相変らずギャング稼業にも父親にも嫌気がさしていたグレースに、再び独立のチャンスがやって来るのだ。

それはたまたま通りがかった農園マンダレイ。

奴隷制度が廃止されて70年経つが、まだその風習が残るこの地から、助けを求められるのだ。

白人からムチで打たれようとしている黒人使用人。

話を聞けば、ここマンダレイでは未だ奴隷制度がまかり通っており、黒人たちは白人に支配されていた。

たまたま農園主が死んだことから、この間違った風習を失くし、黒人たちを解放しようとグレースは決意する・・・。

前作同様、「善意とは?」と思わされる作品だ。

グレースは、正しく、公平だ。彼女には善意しか感じられない。

しかし善意を受ける黒人たちの本当の望みとは何なのか。

頭で考える正義と、実際にそこにあるものと、それは必ずしも同じとは限らない。

正しいことが正しいとは限らないのである。

終盤は「皮肉にも」という場面の連続である。

善意は報われて欲しい、と思うこともやはり、傲慢なのだろうか。

色々考えさせられるが、映画としては重すぎる。

もう少しスッと入って来るものが欲しかった。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆