正確には「inグラインドハウス」というサブタイトルがくっついている。
グラインドハウスとは、アメリカで低予算のB級映画を2、3本立てで上映する映画館のことで、その独特なテイストを出すために、フィルムの傷、リールのダブりや飛びによる画像ノイズや音割れがあえて再現されている。
最初は「なんかどえらい古そうな映画」と思ったが、2007年の作品であった。
監督: クエンティン・タランティーノ
キャスト:カート・ラッセル、 シドニー・ターミア・ャ純`エ
酒、ドラッグ、男。
快楽に身を委ねて自堕落に生きるジャングル・ジュリアとその取り巻きたち。
その晩もいつもの店へと繰り出したが、何気なく紛れ込んできた男「スタント・マイク」は古い映画に出てくるようなやぼったいオヤジであった。
言葉巧みに近づいてきたが、その目的は・・・・・?
タランティーノ作品らしい、独特なコミカルなテイスト。
一見70年代のような設定に見えるが、携帯電話を持っていたりとその辺のところはいいとこどりだ。ストーリー云々よりも、芸術的な仕上がりに重点を置いている。
故に、意味のないガーズルトークが延々と続いたり、ただ店で「いつもの夜」を見せられたりと、引きは弱い。
しかしそこにバイオレンス要素が突然絡まって来ると、一気に刺激的に。
その対比はアリかなとも思うけど、いかんせんトークが長くて眠くなってしまった。
かなり独特なテイストなので、人を選ぶだろう。
私は苦手だ(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆