人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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加速にブレーキ

自転車で、いつもよりちょっと遠い場所まで買い物に行くことにしたのだ。

友人宅に寄る予定だったので、久しぶりに部屋着以外の服を着た。注・この頃は買い物にも部屋着で出ている。

ワインレッドのジーンズ。メンズなので、ゆったりとした履き心地のもの。・・・であったはずだ。

「む。」

異変を感じたのは、ズボンをあげた時点からである。そしてボタンをとめた時、ファスナーを上げた時。

・・・なに、この抵抗感EE:AEB64

決定打は、自転車に乗ってからだ。パッツンパッツンで動きにくいのである。

太ったのは分かっていたつもりだったが、それは数字の上だけだったということだ。ユルユルの部屋着ばかり着ていたので、現実味がなかった。

体重は、人生最重に再び近づこうとしている。それでも、どこかで何とかなるような気がしていた。

そんなことは起こらないことを、このジーンズは教えてくれたのである。

物理学に、「加速度運動」というものがあるらしい。

例えばボールが坂道を下る速度は、進むほど速くなるという現象だ。なんでそんな言葉を知っているかというと、たまたまついていたテレビの講座でやっていたからである。分かりやすく説明していたのでつい学んでしまったが、私にそんな知識をもたらしたNHKの高校講座の偉大さよ。

ところでこの加速度運動、体重増加にも言えることなのではないかと本気で思っている。

真面目に、太れば太るほどデブが加速していくのである。

油断しているうちが華だ。そのうち一刻の猶予もなくなってくる。そしてその先にあるのは、完全な諦めだ。

あぁ諦められたら、どんなに楽になることだろう。もう「どうしよう」とか「ヤバい」とか自己嫌悪とか、制御とか、忍耐とか、そんなものは一切なくして飽食の限りを尽くしたい。

脂ぎったラーメンを汁まで食べ尽くしたい。

脂身のたっぷりついたステーキを300g食べたい。

豚バラチャーシューを分厚く切って食べたい。

中華街で売っているような大きな肉まんが食べたい。

スイーツなど興味のないようなふりをしていたが、本当はそんな猶予はないから我慢していたのだ、ケーキ屋さんのケーキが食べたい。中身のたっぷり入ったロールケーキが食べたい。

こんなんでも、私は我慢をしていたのか。そして、この程度の我慢では、太り続けるというのか。そしてそれは加速し続けるというのか。

正直に言うが、再開したビリーズブートキャンプはもう2週間もサボッていた。一度嫌気がさすと、とことん逃げたくなるものだ。そして一度逃げるとますます逃げたくなるものである。

我慢を手放して楽になり、さらに太るか。

ここで踏みとどまって努力し、痩せるか。

1ヶ月後に経過を報告する。

こうでもしないと、もう戻れる気がしない。