最初に出てきたのが日本人でちょっと驚いたが、日本・アメリカ・カナダの合作だとのこと。
舞台の地名、登場人物の名前などは一切出てこない。
監督:フェルナンド・メイレレス
キャスト: ジュリアン・ムーア、 マーク・ラファロ
突然蔓延した、失明する伝染病。
原因は不明、感染力の強さもあり、患者は次々と隔離施設へと送りこまれていった。
劣悪な環境下、実はたったひとり、視力を失わないまま密かに夫についていった女性が献身的にみんなの面倒をみる。
しかしやがて、銃を持つ男が施設を支配するようになるのだ。
理不尽な制圧に、患者内での不満は募っていく。
しかし目も見えず、戦える武器もないのである。
いや、ひとりだけ、見える人がいるじゃないか。
理髪用のハサミはいつも、彼女のそばにあった・・・。
絵に描いたようなパニック映画である。
原因不明の病気の蔓延、力を盾に和を乱す人、理不尽な制圧。
この手の映画にありがちなパターンのお手本作品のようであった。退屈はしないが、意外性がなく低刺激。
そもそも悪い奴がホントにマンガみたいに悪い奴で、悪い奴過ぎて笑えてくるとか。
食料欲しけりゃ女を出せとか、低能過ぎてムナクソであった。
観終わった後に、何も残らなかったなぁ。
なかなか評判の良かった映画みたいですが。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆