人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

さよなら銀河鉄道999

「銀河鉄道999」の続編だ。セットで借りてあった。

   

   監督:りんたろう

   声:野沢雅子、池田昌子、肝付兼太

時は流れ、動乱の時代となっていた。

どの星でも機械化人と人間とが戦い、どの星でも機械化人が有利な状況であり、やはり鉄郎のいる地球でも人間が苦戦を強いられていた。

そんな中、鉄郎にメーテルからメッセージが届くのだ。「999に乗りなさい」。

廃墟と化したメガロポリスに、果たして999はちゃんとやってきた。

行き先の分からぬ新たな旅が始まるが、メーテルの生まれ故郷で同志と出会った鉄郎は、メーテルがプロメシュームの後を継いで機械化帝国の女王となったことを知る。

それなのになぜメーテルは、宿敵となる鉄郎をまた999に呼び寄せたのか。

問いただせないまま、列車は終着駅へと到着する・・・。

宇宙への旅、冒険、正義、といったストーリーだった前回とはガラッと雰囲気は変わり、機械化人に制圧されようとする世界の重苦しさ、謎や猜疑心が渦巻いて終始暗いムードである。

同志との別れに涙する鉄郎、母親への想いに苦悩するメーテル、そして謎の男・黒騎士。

物語は一応ハッピーエンドにはなっているが、切ないものが残った。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆

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