「銀河鉄道999」の続編だ。セットで借りてあった。
監督:りんたろう
声:野沢雅子、池田昌子、肝付兼太
時は流れ、動乱の時代となっていた。
どの星でも機械化人と人間とが戦い、どの星でも機械化人が有利な状況であり、やはり鉄郎のいる地球でも人間が苦戦を強いられていた。
そんな中、鉄郎にメーテルからメッセージが届くのだ。「999に乗りなさい」。
廃墟と化したメガロポリスに、果たして999はちゃんとやってきた。
行き先の分からぬ新たな旅が始まるが、メーテルの生まれ故郷で同志と出会った鉄郎は、メーテルがプロメシュームの後を継いで機械化帝国の女王となったことを知る。
それなのになぜメーテルは、宿敵となる鉄郎をまた999に呼び寄せたのか。
問いただせないまま、列車は終着駅へと到着する・・・。
宇宙への旅、冒険、正義、といったストーリーだった前回とはガラッと雰囲気は変わり、機械化人に制圧されようとする世界の重苦しさ、謎や猜疑心が渦巻いて終始暗いムードである。
同志との別れに涙する鉄郎、母親への想いに苦悩するメーテル、そして謎の男・黒騎士。
物語は一応ハッピーエンドにはなっているが、切ないものが残った。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
.