人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

12人の優しい日本人

前回観た「12人の怒れる男」にインスパイアされた作品とのことで、続けて借りてみたのだ。

 

   監督:三谷幸喜

   キャスト:相島一之、村松克己、豊川悦司

もし日本に陪審員制度があったら、という前提での話である。

とある事件の評決で、12人の陪審員が集められた。

「被告は無罪」という圧盗狽フ意見の中、「議論がしたい。有罪。」と言い出す陪審員一号。

サッサと終わるはずだった流れに、大ブーイングである。

ところが彼の話を聞いているうちに、ひとり、またひとりと心を動かされていく。

それでも「無罪だ」、と粘る人。

コロコロ流される人。

新しい意見が出る度に事件の検証をするのだが、話し合えば話し合うほどに流れは二転三転していく。

被告は無罪なのか?

・・・というか、あなたはどっちなのか??

「12人の怒れる男」同様、ひとつの室内での討論で終わる。

ただひたすら意見のぶつけ合いだが、どんどん流れが変わるので、退屈はしない。

また、個性的な人ばかりなのでその意見も斬新だが、中にはガンコなのやグズグズしたのもいてストレスがあった(笑)

ただひたすら話し合いだったので、単調は単調だ。こっちでも寝てしまった(笑)

古いのもあり、どうも今ひとつ入り込めなかった。

面白かったんだけど、う~ん。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆