前回観た「12人の怒れる男」にインスパイアされた作品とのことで、続けて借りてみたのだ。
監督:三谷幸喜
キャスト:相島一之、村松克己、豊川悦司
もし日本に陪審員制度があったら、という前提での話である。
とある事件の評決で、12人の陪審員が集められた。
「被告は無罪」という圧盗狽フ意見の中、「議論がしたい。有罪。」と言い出す陪審員一号。
サッサと終わるはずだった流れに、大ブーイングである。
ところが彼の話を聞いているうちに、ひとり、またひとりと心を動かされていく。
それでも「無罪だ」、と粘る人。
コロコロ流される人。
新しい意見が出る度に事件の検証をするのだが、話し合えば話し合うほどに流れは二転三転していく。
被告は無罪なのか?
・・・というか、あなたはどっちなのか??
「12人の怒れる男」同様、ひとつの室内での討論で終わる。
ただひたすら意見のぶつけ合いだが、どんどん流れが変わるので、退屈はしない。
また、個性的な人ばかりなのでその意見も斬新だが、中にはガンコなのやグズグズしたのもいてストレスがあった(笑)
ただひたすら話し合いだったので、単調は単調だ。こっちでも寝てしまった(笑)
古いのもあり、どうも今ひとつ入り込めなかった。
面白かったんだけど、う~ん。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆