人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

告発

久しぶりに重いの観たなぁEE:AE4E6

  

   監督:マーク・ロッコ

   キャスト:クリスチャン・スレーター、 ケヴィン・ベーコン

脱獄不可能と言われた、アメリカが誇る名高き刑務所アルカトラズ。

にも関わらず、また脱獄を試みる者がいる。

今度もそれは失敗に終わり、刑務所に連れ戻されたヘンリー。

仲間の裏切りから過酷な「矯正生活」を強いられ、やっと解放されたのが3年後。

廃人同様になってしまったヘンリーは、その仲間を殺してしまう。

脱獄、殺人。死刑は決まったようなものだが、裁判は行われなくてはならない。

こんな負け戦を請け負ったのは、新人弁護士・ジェームズ。

形式的な裁判になるかと思いきや、明らかになっていくアルカトラズのリンチのような「矯正」に、ジェームスの正義感が黙っていられなかった。

肝心なヘンリーの口は重い。

たった5ドルを盗んだために刑務所に入り11年。

今はただ友達が欲しい、望みはそれだけだった・・・。

劣悪な環境の刑務所vs正義感の強い弁護士、という分かりやすいストーリーだ。

厄介なことに、被告人が無罪を望んでいないというネックがある。

ニックの勝利とジェームズの勝利。それは同じものではなかった。

実話に基づいたストーリーとのことだが、実際に事実である部分はそう多くはないようだ。

後で分かってかえってガッカリした。その文句、いらんのでは??

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆