久しぶりに重いの観たなぁEE:AE4E6
監督:マーク・ロッコ
キャスト:クリスチャン・スレーター、 ケヴィン・ベーコン
脱獄不可能と言われた、アメリカが誇る名高き刑務所アルカトラズ。
にも関わらず、また脱獄を試みる者がいる。
今度もそれは失敗に終わり、刑務所に連れ戻されたヘンリー。
仲間の裏切りから過酷な「矯正生活」を強いられ、やっと解放されたのが3年後。
廃人同様になってしまったヘンリーは、その仲間を殺してしまう。
脱獄、殺人。死刑は決まったようなものだが、裁判は行われなくてはならない。
こんな負け戦を請け負ったのは、新人弁護士・ジェームズ。
形式的な裁判になるかと思いきや、明らかになっていくアルカトラズのリンチのような「矯正」に、ジェームスの正義感が黙っていられなかった。
肝心なヘンリーの口は重い。
たった5ドルを盗んだために刑務所に入り11年。
今はただ友達が欲しい、望みはそれだけだった・・・。
劣悪な環境の刑務所vs正義感の強い弁護士、という分かりやすいストーリーだ。
厄介なことに、被告人が無罪を望んでいないというネックがある。
ニックの勝利とジェームズの勝利。それは同じものではなかった。
実話に基づいたストーリーとのことだが、実際に事実である部分はそう多くはないようだ。
後で分かってかえってガッカリした。その文句、いらんのでは??
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆