人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

あばよ!

本棚の整理をしている。

気に入った本や雑誌など多数取っておいたが、読み返さないよEE:AEB64やっと分かった、読み返す時間があったら、新しいものが読みたいEE:AE5B1

こうして本棚から出した雑誌の多くは、10年から20年前のものであった。

古い。

内容を見てもそう思わないところがヤバい訳だが、こんなところに留まっていてはいけないのである。

処分。

ノート類も依然、残っている。

英語学校に行っていた時のもので、せっかく学んだものを捨てたくない、そしてこれは財産だ、だからとっておけば使えると思っていたのである。

ゲームで忙しい人間が、英語の勉強なんかするかいな。

さらば、「窓際最前列のぽ子(そう書いてあった)」。

そして。

これぞまさに、宝の持ち腐れならぬゴミの持ち腐れ。

しかしこれは私の努力の結晶、青春の想い出、唯一の生きていた証と言ってもいい。

ゲームノートだ(笑)

ゲーム中に取ったメモや、必要事項を書き出したものである。

ノートを使い切るなど、そうそうあることではない。

それがひとたびゲームとなると、私はこまめにノートを取り、記録を残し、次に生かすのである。

捨てられなかった(笑)

捨てる。

ノートはまだ、継続中だ。今後2冊以上にはならない。

卒アルも捨てることにした。

なんでこんなもの、サッサと捨てなかったのだろうか。

人間として完全に不完全だった頃の自分。

黒歴史。

この頃の自分も他人も、今となっては大嫌いだ。

楽しかったフリなんか、もうやめだ。何が同窓会じゃ。

みじめになるまいとふるまっていたが、その方がよっぽどみじめだ。

いい思い出なんてない。

全ての人間の青春が、輝かしい、懐かしいものではないのである。

卒アルを捨てると言うアイデアは、実に気持ちが良かった。

言葉にするなら「あばよ!」ってな感じである。

さてその方法だが、個人情報の宝庫である。どう捨てるか色々考えたが、表紙と裏表紙は切り離してそのまま燃えるゴミ、住所録は破って生ごみ(もしくは猫のトイレゴミ)と一緒に捨てる、写真の部分はのりで貼り付けてガムテープで巻いて出す。

断捨離も悪くないね。

もうそろそろ、色々とまとわりついていたものを手放していこうかと思う。